Archive for 1月, 2009

センサーカメラに写ったのは・・・

金曜日, 1月 30th, 2009

先日記事に書いたセンサーカメラのフィルムを現像していただきました。
写っていたのは・・・


ウサギ。これは、最初にしかけた晩に、通りかかって逃げていったウサギでしょうか?
冬仕様の真っ白い毛皮。すてきですね。


仲良しタヌキ。夫婦でしょうか?
まるまるとしていて、かわいらしいです。
(夏場に、さんざん畑の作物を荒らされましたけど・・・)

そして、びっくりしたのは・・・

キツネです。
このあたりにもいる、ということは聞いていたのですが、キツネは最近各地で激減しているということで、今回ばっちり姿をとらえられてとても嬉しかったです。
それにしても、ほっそりとして、きれいですね。雑食のタヌキと違いキツネは肉食だと思っていましたが・・・ブナの実を食べにきたのでしょうか??
なんか変なにおいがするぞ、と、見に来ただけでしょうか?

予想ではリスやネズミがたくさん来るのではないかと思っていましたが、意外にも1枚も写っていませんでした。

この写真を見て、改めて足あとを見に行ってみました。
タヌキとキツネの足あとは、今度からはわかりそう・・・?

もう少し修行したいと思います!



 

誰の足あと?

水曜日, 1月 28th, 2009

今朝のキョロロ前の田んぼはこんな景色でした。
小さくてちょっとわかりづらいですが、点々と足あとが続いているのが見えるでしょうか??
一番多いのはウサギですが、それ以外にも、タヌキ・テン・キツネ・リス・イタチ、、、などなど、いろいろな生き物がいるはずです。
でも、ウサギ以外は素人のわたしにとってなかなか判別が難しい!

ということで、センサーカメラを仕掛けてみることにしました。
都合よく、数年前に拾って冷凍保存しておいたブナの実がたくさんあったので、それをまき、どんな動物が食べに来るか撮ってみることにしました。
そうすればきっと、どの足あとが誰のものか、わかるようになるに違いない!

とりあえず一晩しかけてみたところ、ウサギが通りがかって逃げていった(ようにみえる)足あとがあっただけでした。あんまり食べに来ないのだろうか・・・とがっかりしていたら。

今朝見に行ってみると、ブナの実を掘り返した形跡と、周りにはいろんな動物の足あとが!
(写真中央が掘り返された場所です)

そして、そういう日に限って、カメラをしかけていなかったのです・・・。
残念!

今夜こそ、ブナを食べに来る動物の姿を、足あとまで含めてばっちり捉えたいと思います!
 

第一回市民里山学会のご案内

水曜日, 1月 28th, 2009

きたる2月7日に、十日町市および津南町に存在する自然系の各市民団体の交流を図り、自然について豊富な知識を持つ人材を広く発掘することを目的として、下記の発表会を企画しました。
ご参加いただければ幸いです。

日時:2月7日(土) 14:00~16:30
場所:十日町市中央公民館 3階講堂(十日町市学校町1)
 
14:00~14:10       開会の挨拶(樋熊清治先生)
14:10~14:35       キョロロの森の花ごよみ(松之山自然友の会 小口成一氏)
14:35~15:00       中津川流域のガ(津南町自然に親しむ会 中沢英正氏)
15:00~15:10       休憩
15:10~15:35       里山を通じた地域振興の試み(城山植物調査グループ 松山金一氏)
15:35~16:00       植物研究グループの活動(十日町市博物館友の会植物グループ
             高橋勝芳氏)
16:00~16:20       総合討論
16:20~16:25       閉会の挨拶(森の学校キョロロ学芸員 永野昌博氏)

発表会の後、17:00~18:30に、中央公民館の部屋を変えて、簡単な懇親会を行います(参加費2000円)。こちらもぜひご参加下さい。

なお、このブログを見て発表会および懇親会への参加を決められた方は、キョロロの大脇までお電話下さい(025-595-8311)。皆さんのご参加をお待ちしています。