Archive for 2月, 2009

わらつとこ

木曜日, 2月 5th, 2009

わらつっとこ?わらすっとこ?わらずっとこ?わらずとっこ?(早く話されると聞き取り不能)
来週の十二講(11日)のために作らないと、ということですが、一体どんなものなんでしょう?

手に持ってるのがわらずっとこ。
さあ、何のためのものか、分かりますか?

答えはタッパー!
お正月にお呼ばれしたときに、おにしめなどの余ったご馳走をこの中に入れて持ち帰ったそうです。

ワラの束を広げて料理を入れ、ワラでうまく包み込めばOKです。
包んだら、写真のようにバッテンに縛れば、頂いたご馳走がこぼれることもありません。

ゆでた豆を入れれば、納豆ができます。ワラの節に納豆菌がいるそうです。ただのワラの束なのに、なんて高機能なんでしょう。

ちなみに、正確な名前は、「わらつとこ」だそうです。

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撮影日:2009年2月5日

地炉にぶらさがるもの

月曜日, 2月 2nd, 2009


これは、味噌を作るときに茹でた大豆を、ワラに通したものです。
地炉のけむりでいぶされて、カリッと香ばしく仕上がっています。おいしいですよ~。

では、こちらは何でしょう?

かむと甘みが口いっぱいに広がります。

2、3週間前はこの状態でした。

正解は、大根です。
干すことで驚くほど甘みが増すそうです。

地炉まわりはおいしいものがいっぱいです。

わらぞうり作りの続き

日曜日, 2月 1st, 2009

先日わらぞうり作りをしましたが、そのとき片方しか出来なかったので、今日もう片方を作りました。
まずは、わらを柔らかくするところからです。

こんな感じの硬いワラを木槌で頑張って叩いて、

このようにします。穂先とかぶつ(根元)を柔らかくするのがたいへんですが、こんな感じでだらーっとだらしなく垂れるようになればOKです。

さあ、準備が整ったのでわらぞうり作りを始めましたが、残念ながらあと一歩というところで終わってしまいました(製作過程は先日深澤研究員がブログにアップしています)。

あと鼻緒だけだというのに。ぬぅぅ、無念・・・。
でも最後の最後で自分で勝手にやって失敗すると嫌なので(先週地元の先生がやるのを見ているのですが、どうにも自信がありません)、お師匠様に教えてもらうのを待とうと思います。

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撮影日:2009年2月1日