Archive for 6月, 2012

信越トレイルの下見

水曜日, 6月 20th, 2012

先日、7月に行う「松之山自然友の会」のイベントの下見に、メンバーの方と信越トレイルへ行ってきました。
松之山口の周辺では、なんとまだ残雪が!足に感じるこの感触、久しぶりです。

カメラマンの方にも人気の高い、天水越のブナ林のシンボル的なブナの木です。
ゴツゴツした幹の迫力に魅了されますね。
アカショウビンの鳴き合いや、クロジ、ジュウイチ、コルリのさえずりを聞きながら、初夏のブナ林を進んでいきます。

林内に残雪はありませんでしたが、足元には・・・
地面いっぱいのブナの芽生えが。

標高が高く雪解けも遅かったのか、まだ本葉が出そろっていないものが多く見られました。

踏まないように、踏まないように・・・と頑張りましたが、無理でした。ゴメンナサイ。

こんなにカッコイイ蛾「イボタガ」もいました。
なんだか吸い込まれそうな模様をしています。

他にもミヤマカタバミやイワウチワの花も咲いていて、下見と言いながらもいろいろ楽しんできました。草木を見ながら、暮らしとの関わりの話を聞きながらワイワイと歩くとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
本番もとても楽しみです。

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撮影日:2012年6月17日

藤井ふみよさん絵画教室

月曜日, 6月 18th, 2012

今日、藤井ふみよさんの絵画教室の第二回目が開催されました。

今回のモデルはドクダミ。
藤井さんは植物をじっくりと観察されながら野の花を描くため
植物が専門の私も初めて知る花の形の特徴を教えて頂きました。

今回も具体的なアドバイスをいただきながら、進みます。

ちなみに、今回は私も参加させていただきました。
空いている席が実は私の席です。

最後には、描いた作品を壁に貼って、お互いの作品を見てみました。

皆さんの作品を見せてもらうと、同じドクダミを描いているのに、
こうも違うのかとびっくりしました。
作品に個性が出て、それがまたおもしろいなぁと思いました。
 ちなみに、私は一番小さなドクダミを描きました。やっぱり性格が出るのかな…

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撮影日:2012年6月16日

大地の芸術祭にむけて ~蛾の採集~

日曜日, 6月 17th, 2012

7/29から始まる大地の芸術祭がどんどん迫ってきました。
今回の大地の芸術祭、キョロロでは「キョロロの森のなかまたち」と題した展覧会を開催します!
様々な視点と技法で作品を生み出す5人のアーティストさんと、昆虫や植物が専門のキョロロ研究員たちの、まったく異なる知識と発想がコラボレーションする企画展です。
キョロロの森に生息する様々な生き物が芸術作品に大変身します。こうご期待ください!

昨日、今回参加されるアーティストさんの1人、樋口明宏さんとキョロロ研究員とで、作品に使用する蛾の採集を行いました。
昆虫採集のプロ鶴研究員にいろいろ指導してもらいながら、ライトトラップで蛾の採集に挑みます。

今回の採集のターゲットの一つ、オオミズアオです。
ちょうど今の時期、街灯などにも飛んできている大型の蛾の仲間です。
モスラのようにバサッ、バサッと迫力があります。昨日は30個体以上集まりました。

他にもスズメガの仲間もいろいろ獲れましたが、意外に力が強く、傷つかないように捕獲するのがなかなか難しかったです。

ライトトラップの前で蛾を待つ樋口さんと、キョロロの鶴さん、伊藤さん。

多くの人が好んで「蛾」を見ることはないと思いますが、この蛾たちが、な、な、なんとキュートで可愛らしい姿に変身!?するそうです。


蛾を持ってほくそ笑む二人・・・期待感が高まります!

 

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撮影日:2012年6月16日