Archive for 10月, 2013

開館10周年記念企画展

水曜日, 10月 9th, 2013

キョロロでは10月12日(金)より、開館10周年記念企画展「みんなでつくった 雪里大図鑑」が開幕します(詳細はこちらをご覧ください)。

本日から、11日(金)までの3日間を臨時休館とさせていただき、展示準備を進めております。
下の写真は、展示準備風景のひとコマです。

今回の企画展は、「森の学校」キョロロが開館以来取り組んできた“博物館活動そのもの”を、「みんなでつくった雪里大図鑑」として展示紹介します。

地域の中学生と共に発見した新種昆虫発見のニュースや、地域住民と観光客と協働で復活させた伝統文化行事など、地域研究をベースとしながら、幅広く行ってきた博物館活動の様子を、見て触れて学べるように楽しく紹介します。

さらに、館内で飼育しているカエルの人気投票や、1/30サイズのミニチュアキョロロへのペイント体験など、来館者が参加できる展示スペースも充実しています。

なお、企画展開始日の10月12日(土曜日)から20日(日曜日)までの期間、十日町市民は無料で入館できます。
キョロロの10年の歴史を、触って楽しめるハンズオン展示と共に楽しく学び体験できる企画展です。
どうぞ、お楽しみに!

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撮影日:2013年10月9日

開館10周年記念植樹イベントのご案内

火曜日, 10月 8th, 2013

キョロロ開館10周年記念事業の一つであります記念植樹イベントをご案内します。

日時 平成25年10月14日(月・祝日体育の日)午後1時から

会場 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ

集合 12時45分までにキョロロにお出でください。

雪里を代表する樹木であるブナは、雪国の生活や文化と密接な関係にあります。民家の裏山がブナ林で燃料としての薪はほとんどがブナを利用していました。その身近なブナ林は、密生すると立ち姿が美しく、松口地内のブナ林は美人林として多くの人に親しまれてきました。その美人林の高齢化に伴い、第二の美人林を育成するために平成17年に、ブナの里創り実行委員会が発足してブナの植樹を続けてきました。

この度、キョロロ開館10周年を記念して、キョロロの裏山にブナの苗木を300本ほど植える植樹イベントを下記のチラシのように計画しています。参加費は無料です。開始15分前までにキョロロにお集まりください。なお、長靴を用意してきてください。雨天でも実施します。また、12日からは企画展「みんなでつくった雪里大図鑑」を行っています。十日町市民は、12日から20日までは無料で入館できます。

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雪里のキョロロ米の借り入れ無事終了

火曜日, 10月 8th, 2013

キョロロが栽培している極低農薬生物多様性米「雪里のキョロロ米」の収穫が6日に無事終了しました。参加者は、イベント申込者の他に、地元の方々がたくさん応援に来てくださいました。総勢32名の方々により、10aの稲を無事刈り取ることができました。ご協力に感謝申し上げます。メダカが泳ぐ水田での稲刈りはなかなか大変でした。バインダーの手助けは借りたものの、昔ながらの手刈りのために時間がかかりました。刈り取り後の慰労会では、新米の魚沼コシヒカリをぬか釜で炊きあげおにぎりにして戴きました。はさ掛け天日干しのコシヒカリができあがりましたら参加者に精米してお送りします。

刈り取り前の集合写真です。

稲の刈り方の説明を聞く参加者

熱心に刈り取り方を聞く参加者

刈り取りが始まったキョロロの田んぼ

小学生も参加回数を重ねるとうまくなっています。

小さい子どもも稲運びを一生懸命手伝いました。

はさ掛けも楽しみの1つです。大勢で掛けるとあっという間にはさがふさがりました。

楽しい慰労会です。新米のぬか釜で炊いたおにぎりがとてもおいしかったです。地元の料理もたくさんありました。お土産に山の幸であるクリ、アケビなどもあり参加者はびっくりです。

刈り取りが終えたキョロロの田んぼは、また、生き物のすみかとして活躍します。いつまでも残したい風景の1つです。

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撮影日:2013年10月6日