Archive for 10月, 2014

定例探鳥会の報告とマナヅル情報

月曜日, 10月 27th, 2014

10月の定例探鳥会の報告

雲一つ無い快晴の中で気持ちの良い探鳥会を開催できました。

紅葉が近くまで降りてきています。

カワラヒワが数羽の群れで飛び交っていました。

冬鳥のアトリが群れでカラマツの種をついばんでいました。

トビがゆったりと旋回しています。気持ちよさそうですね。

シジュウカラは忙しそうに、サワグルミの枝で丹念に餌を探しているようでした。

探鳥会コースの道脇には、ツルウメモドキが鮮やかな赤い色を見せていました。

キョロロの森の池にも、紅葉が降りてきています。

探鳥会で確認した鳥 

キジバト、アオバト、トビ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ 22種

冬鳥は、ジョウビタキ、アトリ、カシラダカの3種でした。

 

マナヅル情報

10月12日に十日町で確認したマナヅルが、ほぼ同じ場所で10月25日の朝確認できました。

濃い霧に包まれている信濃川

深い霧の中で餌を採るマナヅル

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撮影日:2014年10月25日

秋の美人林撮影会のご案内

日曜日, 10月 26th, 2014

この秋も、紅葉の美しい時期にあわせて、美人林での撮影のコツなどを学ぶイベント「美人林撮影会」を開催します!
講師はおなじみ、美人林の写真集を出版するなど松之山地域で活躍されている佐藤一善氏です。一善さんは松之山の季節の情報などブログでも発信されています。 
http://ichizen.daizinger.jp/

美人林での撮影のコツなどを、一緒に撮影しながらレクチャーしていただきます。是非、気軽にご参加ください。

「佐藤一善氏による美人林撮影会」
日時:11/9(日)
時間10:00~12:00(12:00より昼食)
定員:20名(要予約)※11/7(金)までにご予約ください。
料金:2,000円(入館料・昼食込み)
集合場所:「森の学校」キョロロ
※使用するカメラの種類は問いません。使いやすいカメラをご持参ください。

今年の春の様子はコチラです。

チラシのダウンロードはこちらです。

10月の花ごよみ調査の報告

土曜日, 10月 25th, 2014

10月18日(土)に定例の10月の花ごよみ調査を開催しました。
咲く花も秋の花となってきました。まだまだ里山ではたくさんの花が見られます。今回の花ごよみ調査では、40種以上の開花した植物が記録されました。

観察された花々などをご紹介します。


今が花盛りのミゾソバです。


しきりに訪れる訪花昆虫の姿も見られました。


コチラは花ではありませんが、センボンヤリの種子です。
先月の調査では「閉鎖花(花が開かず総苞片で包まれたまま、中の花が受粉を終え種子を作る)」でした。


こちらも花盛りのアキノキリンソウです。
日当たりのよい林縁に咲いていました。


ダイモンジソウです。
春に山菜としても食べることができます。沢筋を歩いた際に見られました。


日当たりのよい場所ではリンドウが咲いていました。


これは…幼虫?
のように一見見えますが、ツリフネソウの種子の殻です。
ツリフネソウの実をちょっとつまむと、はじけて種が飛び散ります。そのはじけた後の実がこんな形になります。


ツルリンドウの実です。
ブナ林に赤い実が映えます。


ヤマノイモの葉です。
黄色く色づいた葉と、まだ緑色の葉が混在してきれいでした。


ふと参加者の足を見ると、大量の植物のタネが!!
秋の植物の種子にはこのように動物に付着して種子散布をする種類が多くいます。
チジミザサの種子散布に貢献していました(笑)


こんな生き物にも出会えました。

次回は最終回で11月15日(土)に開催します。
昨年は降雪の後の花ごよみ調査となりましたが、今年はどうでしょうか?
皆様のご参加をお待ちしております。

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撮影日:2014年10月18日