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5月の「ブナの森のようちえん」は雨の中

土曜日, 5月 6th, 2017

新緑を鮮やかに見せる小雨降る中、5月の「ブナの森のようちえん」を開催しました。開催5年目となりましたが、GW中の開催は初めてです。時折強くなる雨のため、残念ながら美人林には行きませんでしたが、こどもと大人総勢30名ほどのみなさんと、キョロロ周辺の春の里山で散歩を楽しみました。

昨日がこどもの日(5/5)ということで、名札代わりにミニこいのぼりを最初に作りました。歩くたびに色とりどりのミニこいのぼりが、泳いでいるようでした。

雨の中、森ではシュレーゲルアオガエルやアマガエル、ニホンアカガエルなどカエルの姿もたくさん見られました。「18匹もとったことあるんだよ」「触って目をかいたら腫れたよ」こどもたちの口からは、カエルにまつわるいろんな話がどんどん出てきます。

ゼンマイやトリアシショウマ、コシアブラなどの山菜や、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、スミレサイシンなどの春の花も観察することができました。

雨が降ってもこどもたちは元気いっぱい。
雨の森の香り、音を楽しみながら、ちょっと急な坂も頑張って登れました。
ヤマナメクジ、堅いキノコ、ノウサギの糞、クロサンショウウオの卵といったいろんな生き物にも出会えました。

ちょうど5月はカブトムシの幼虫を観察できる時期!
ブリブリとふとった大きなカブトムシの幼虫をじっくり観察しました。
はじめて触った子、怖くて触れなかった子、手のひらに乗せてじっくり見る子、幼虫の大きさを小さな手を土だらけにして感じました。

倒れたスギの木をまたいだり、草笛を吹いてみたり、一人だったりお父さんお母さんと一緒にだったりと、短い距離でしたがたくさんの発見や挑戦が見られた5月のブナの森のようちえんでした。

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撮影日:2017年5月6日

にぎわう里山

金曜日, 5月 5th, 2017

GW中盤のこどもの日、大きな雪山が残るキョロロの駐車場は連日満車状態です。
館内にはこどもの声が響き渡り、木工体験や生き物との触れ合いを始め、ただ歩くだけでもうれしい気分になる春の陽気の中、多くのご家族が里山を楽しまれています。美人林も多くの皆さんが森林浴を楽しまれています。

「里山の生き物探検」では、新緑のブナ林の散策やため池でカエルや水生昆虫を捕まえたりと、春が始まった里山で生き物たちとのふれあいを楽しみました!

ブナ林ではふかふかの落ち葉の上を歩き、心地よい風に包まれました。


ため池にはどんな生き物が活動しているかな?
シュレーゲルアオガエルの鳴き声が響き渡る中、たくさんの生き物たちを観察できました。


雪の上には、冬の名残(ノウサギの糞)がたくさん落ちていました♪

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撮影日:2017年5月5日