Archive for 5月 1st, 2018

保温折衷苗代作り 新潟大学ダブルホームほりごたつの活動

火曜日, 5月 1st, 2018

 「森の学校」キョロロと新潟大学ダブルホームほりごたつとの皆さんとの協働で、終戦後、寒地の育苗法に広く採り入れられ,稲作発展に大きな役割を果たした「保温折衷苗代」で稲の苗作りをしています。

次の図のように、田んぼの土で作った苗床に多孔質のミリオンマットを敷き、その表面にはな泥を浮かせます。そこに種籾を播き燻炭を掛け油紙等で覆い保温を促進させます。最後に、ビニルシートでトンネル状に保温します。この保温折衷苗代は、丈夫な苗を早く作り、寒い地方でのお米作りに大きな成果を出しました。

ミリオンマットを敷いた後、はな泥を浮かせています。

すじ撒きです。

燻炭を掛けます。

保温用のシートを掛けます。

トンネル状の支柱を使い、ビニルシートをトンネル状に掛け保温します。

これでできあがりです。

ここで育てた苗は、ほりごたつの皆さんの田んぼとキョロロの田んぼの田植えに使います。

今年は、6月3日に苗取り、田植えを予定しています。

ほりごたつの皆さんが栽培している田んぼは、完全無農薬です。たくさんの生き物がいます。この作業の合間に、シュレーゲルアオガエルとトノサマガエルの抱接が観察されました。

シュレーゲルアオガエルの抱接

トノサマガエルの抱接

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撮影日:2018年4月28日

美しいさえずり キビタキ

火曜日, 5月 1st, 2018

 キョロロは本日定例の休館日です。(毎週火曜日)

野の生き物が活発に活動をはじめています。

夏鳥のキビタキが渡来し、美しい声で囀っています。

キビタキ (樋口4月29日撮影)

キビタキ(暁4月30日撮影)

サシバ(樋口4月29日撮影)

オオアカゲラ(暁5月1日撮影)

ホンドリス(樋口4月29日撮影)

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撮影日:2018年5月1日