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【開催報告】第24回里山学会「木育-つながる森のめぐみと子どもたち-」

土曜日, 11月 3rd, 2018

11月21日(日)に第24回里山学会をあてま森と水辺の教室ポポラ「水辺のホール」を会場に開催いたしました。今回のテーマは「木育-つながる森のめぐみと子どもたち-」とし、木育の第一人者である東京おもちゃ美術館館長の多田千尋氏より「子育て支援、産業支援としての木育の可能性 赤ちゃんからはじまる生涯木育~ウッドスタートからウッドエンドまで~」と題した基調講演をいただきました。



その後十日町市内の木育活動を展開する3団体の実践報告が行われました。

「美人林のブナ間伐材を活用した木育の取り組み」
小林誠(十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ 学芸員)
「異分野コラボで里山再生~木育プロジェクト~」
荒川茂樹(あてま森と水辺の教室ポポラ 館長)
「森からつながる親子と地域」
馬場久美子 氏(越後妻有森のようちえんノラソラ 代表)



最後に「森のめぐみと子どもたちをつなぐ『木育』の可能性」と題したパネルディスカッションを行いました。

また会場には「木育スペース」として木のおもちゃに触れ合えるスペースが設置され、子どもたちが木のおもちゃを使って楽しそうに遊んでいました。この場所は市内の「森のおくりもの」さんからご協力いただきました。

さらに気持ちの良い森の中で開始時間までの間、ピザの無料提供をポポラさんからご協力いただきました。焼き立てのピザにみなさん舌鼓を打っていました。

今回の里山学会を通して木育の必要性や地域に及ぶす効果について、日本各地の先進例や地域内での実践例をもとにご紹介していただきました。木育の重要性について理解を深める貴重な機会になりました。

 

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撮影日:2018年10月21日