Archive for 11月 12th, 2018

美人林の紅葉

月曜日, 11月 12th, 2018

美人林の紅葉が美しい季節を迎え、多くの皆さんが紅葉を楽しみに足を運ばれています。
林冠部分は落葉が進み空が見える箇所もありますが、緑、黄色、赤茶色、茶色と様々な色の葉が混在するのが、この時期の美人林の紅葉の特徴です。

また、今年松之山のキョロロ周辺のブナ林は7年ぶりにブナの種子の豊作年を迎えています。美人林の地面にも落ち葉と共にたくさんの種子が落下しています。
数年ぶりのブナの豊作、ブナの紅葉と共に足元にも是非注目してみてください。


小春日和のキョロロ

月曜日, 11月 12th, 2018

 未明の曇り空に青空がのぞき、今は小春日和の穏やかなお天気になっています。先週末からきれいに黄葉している美人林を訪れる大型バスがたくさんありました。

キョロロ周辺の紅葉もピークを過ぎていますが、まだまだきれいな雪里の紅葉を見せています。

今日のキョロロ周辺の様子をお知らせします。

今朝のキョロロ全景

キョロロ駐車場の輝く太陽

朝日に輝くキョロロの塔

キョロロの中庭

キョロロのアクリル窓の景色

最近の黄葉が美しい美人林 11月4日撮影

小春日和には変わったチョウを観察できます。

フジマメに集まるウラナミシジミ 11月5日撮影

ウラナミシジミは世代交代を繰り返し南方から北上し、北上したところで死滅します。翌年また南方から世代交代をしながら北上するチョウです。最近、キョロロのある集落のフジマメでよく観察できます。

葉上で休むウラナミシジミ

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撮影日:2018年11月12日

こども探鳥会の報告

月曜日, 11月 12th, 2018

 平成30年11月10日土曜日午前8時から9時半まで、松之山こども野鳥の会とキョロロ共催の今年度最後のこども探鳥会が行われました。

天気 小雨 気温14℃ 参加者 大人12人、小学生7人 計19名

確認できた野鳥 16種
キジバト、トビ、コゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ツグミジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ (青字は冬鳥

あいにくの小雨交じりのお天気でしたが、野鳥は冬に向けてせっせと餌をついばんでいました。

冬鳥のツグミとジョウビタキを確認できました。

カワラヒワが食べるアキノエノコログサの実を食べてみたり、ヤマガラが食べていたブナの実を食べてみたりしました。

ホオジロが冬を間近に控えている季節に、ヤナギの梢でさえずっていました。この地域では、雪が降るほとんど見ることができなくなります。
 
カワラヒワも梢で盛んにさえずっていました。
 
雨でかすんだ遠くのスギの梢にトビを見つけました。
 
別の日に撮った飛んでいるトビの姿です。11月5日撮影
 
今回は、ニュウナイスズメの確認はできませんでした。先月10月27日の探鳥会では、スズメとニュウナイスズメが電線に大きな群れをなして止まっていました。10月27日撮影
 
スズメとニュウナイスズメの違いを見つけてください。10月27日撮影
 
右端の2羽がスズメですね。他の鳥には頬に黒い斑点’(古語で「にふ」という)が無いところから名付けられたといわれるニュウナイスズメです。ニュウナイスズメの語源には他にもあります。
 
観察会の様子その1 斉藤撮影
 
観察会の様子その2 斉藤撮影
 
キョロロの市民協働調査の一環として取り組んだ事業であります。得られた成果は冊子にして参加者や関係者にお届けします。

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撮影日:2018年11月10日