Archive for 1月, 2019

【2/10開催】雪里の伝統祭事「十二講」のご案内

木曜日, 1月 24th, 2019

2月10日(日)に毎年恒例の雪里の伝統行事体験イベント「十二講」を開催します。

かつての雪里では、雪が降り積もっているこの時期に山に入り始め、伐った木を、雪ぞりを使って運び出しました。「十二講」はそんな山仕事の無事を山の神に祈願する祭事です。しかし、人と山の関わり方が変化したこともあって、松之山では数十年前に途絶えてしまいました。

 そこで、キョロロでは雪里の伝統文化を継承・発信する目的で、毎年地域の方々の協力を得ながらイベントとして開催しています。

「カラコ」というお団子を参加者みんなで作り、一部を「ワラツトッコ」というワラ製の筒にいれて山の神様にお供えした後、残りのカラコをゆでて試食します。雪里の伝統文化を楽しみながら体験できるイベントです。

ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください!!

【日時】2019年2月10日(日)10:00~12:00
【会場】「森の学校」キョロロ 館内地炉端周辺

山の神様にお祈りする参加者



米をすりつぶしてカラコを作る参加者

湘南学園小学校 5年生 スノーシュー体験

水曜日, 1月 23rd, 2019
キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
 
天気:晴れ 気温:-3℃ 降雪深:0 積雪深:185㎝ 風弱し
 
未明から快晴になり、朝は気温が-3℃以下まで下がりました。日中は気温が5℃以上まで上がり、寒中なのに、春を思わせる陽気となりました。
 
そのような良い天候の中、越後田舎体験のプログラムの一つ、雪里でのスノーシュー体験を神奈川県藤沢市の子どもたちがキョロロ周辺で満喫していきました。
 
積雪が2m近くの真っ白な雪面を、スノーシューをはいて散策するこどもたちは大はしゃぎでした。
 
一方で、雪里の冬ならではの動植物の生態や人の暮らしについても体験を通して学習をしました。
 
キョロロを出発する子どもたち
 
雪の布団にダイビング
 
キョロロの森の中を元気に散策しました。
 
途中でウサギの糞を見つけ、かぐわしい匂いにびっくりしていました。
 
立ち枯れの木にナメコを見つけ、不思議そうに観察してました。
 
 
ウリハダカエデの実を投げ上げると、プロペラのように舞う様子に自然のしくみの巧みさを感じていました。
 
また、多雪地の木の特徴である柔らかさを、リョウブという木で確かめていました。
 
ホウノキの冬芽の皮でホウ笛を作り、高い大きな音を出すことができました。
 
ホウ笛に挑戦するこども
 
 
帰り際も、名残惜しそうに雪と戯れていました。
 
 
 
今日はお天気も見方をしてくれて、時折見られる青空をバックにした雪景色が皆さんを歓迎していました。
 
 
雪にどっぷりつかることができたスノーシュー体験でした。
 
さて、皆さんはどんなことを学びましたでしょうか。

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撮影日:2019年1月23日

雪にしなやかに耐えるブナ

火曜日, 1月 22nd, 2019

 キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気:雪 気温:0℃ 降雪深:42㎝ 積雪深:195㎝ 風弱し

昨夜から雪が降り続き、今朝は、この地域では「グーグー雪」と呼んでいる湿った重く固まりやすい雪が、今冬一番の降雪量42㎝、積雪深195㎝を記録しました。

今朝6時30分ころの降る雪

今冬最高の積雪深195㎝を記録

今日のような湿った重い雪に、雪国の木々はしなやかに耐えます。

雪にしなやかに耐えるブナ

湿った雪が積もってできた雪帽子

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撮影日:2019年1月22日