松之山探鳥会 久しぶりのチゴモズなど49種
月曜日, 6月 10th, 2019令和元年5月26日 第63回松之山探鳥会が行われました。その様子をお知らせします。
探鳥会前夜には、松之山温泉鷹の湯で野鳥集会が開催された。
野鳥集会では、松之山野鳥愛護会村山会長の開会の挨拶に続き、新潟県十日町地域振興局健康福祉部小林さんから挨拶がありました。
続いて、松之山のブッポウソウ巣箱の営巣記録から分かったことを村山祐一愛護会会員から、また、この1年間で松之山で観察された野鳥について村山暁愛護会会長から紹介がありました。
主任講師の新潟県野鳥愛護会渡辺会長からは、カラスとはいったい何者だというタイトルで、長岡で過去30年間観察されたことから分かったことについてお話がありました。長岡の駅前に集まるカラスの大集団について分かりやすく楽しくお話しされました。
挨拶される県振興局健康福祉部小林さん
主任講師による「カラスとはいったい何者だ!」の講演
講演する新潟県野鳥愛護会渡辺央会長
探鳥会の様子
第63回松之山探鳥会は、午前4時30分にキョロロ駐車場に集まった70名近い参加者が3コースに分かれて盛会裏に実施することができました。アカショウビンの鳴き声を聞きながらブッポウソウなどの美しい姿に見入ったり、キビタキやクロツグミなどの美しい囀りに耳を傾けたりして鳥の世界を堪能することができました。出現種数は49種となり、過去31年間で最も多くの種類を確認することができました。主任講師の新潟県野鳥愛護会渡辺央会長によると、キツツキやヤマガラの仲間など松之山の環境に生息してる鳥が確認できたことが大切なこと。松之山の鳥は健全であると講評した。松之山野鳥愛護会の村山暁会長は、アカショウビンやブッポウソウ、チゴモズなど愛鳥家が求めている野鳥は松之山で観察できます。近すぎたりしないことと、地域の方々とも仲良くなり一緒に仲良く楽しんでほしいと呼びかけていました。
探鳥会終了時の取り合わせの時、いきなり頭上でチゴモズが鳴きだしました。皆さんにお礼のあいさつに出てきたかのようでした。鳥合わせでは出現種数は48種でしたが、会員の写真にノゴマが記録されていました。その結果出現種数は49種となりました。
開会式
出現した野鳥