早春の動植物の活動が始まる
火曜日, 3月 10th, 2020キョロロは本日3月10日火曜日は休館日です。
キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
天気 曇り 気温 4℃ 降雪深 0 積雪深 36㎝ 風弱し
昨日9日(月)は日中の気温が20℃近くになり、植物や動物の動きが一層活発になりました。
野鳥は繁殖期に入り、ペア(番:つがい)の形成、巣作りが始まっています。
また、ヤマアカガエルの産卵が昨年より2週間早く観察されました。
なかなか観察できないキクイタダキが松之山野鳥愛護会により撮影されました。
松之山地域では繁殖しているものと思われますが、高い山と里とを行き来する漂鳥かもしれません。
キクイタダキは日本最小の鳥の一種で、全長約10㎝、体重4g前後です。
キバシリも繁殖期に入り、さえずりを聞くようになりました。樋口撮影。
今月に入り、ムクドリの群れの羽数が増えてきています。昨日は26羽の群れを観察しました。
暖かい陽ざしに誘われ成虫越冬していたキタテハが飛び出しました。
ミツバチも活発に花に集まっていました。
フキノトウで吸蜜する二ホンミツバチ
水辺でもアメンボ、マツモムシ、メダカなどが活発に動き始めています。
植物の開花も始まっています。
キョロロの森の南向き斜面で一番早く咲くキクザキイチゲがもう咲いていました。
春はお天気が目まぐるしく変わります。
三寒四温の季節ですが、寒い日があまりない感じがするこの頃です。