Archive for 2月, 2023

雪に飛び込む!2月の「ブナの森のようちえん」

火曜日, 2月 14th, 2023

2月4日(土)に2月の「ブナの森のようちえん」を開催しました。
2mほどのたっぷりの積雪の中、自然観察や雪遊びを通じて冬の里山を楽しみました。

ウサギやテンの足跡、ウサギの糞など、雪面で動物が活動した痕跡を観察しました。
また秋に木に撒いておいた「こも」の中に、どんな生き物が冬眠しているのか探してみました。
普段は届かない高さにある木の穴をのぞいてみたり、雪面で活動する雪虫も観察しました。


後半は、駐車場の裏手にある斜面で雪遊び!
「ブナの森のようちえん」名物のトンネル型滑り台も登場。
ドキドキしながら滑り降り、出口では素敵な笑顔たくさん見られました。


太陽に照らされてきらきら光る新雪!
ついつい飛び込みたくなります。
「気持ちいい~」「最高~!」の声がたくさんあがっていました。

こちらは泳いでいる⁉(笑)

大きな雪玉で作ったのは。。。
テーブル付きの素敵な雪の玉座の完成です!


大人も子どもも一緒に、雪いっぱいの松之山で生きもの観察や雪遊びなど五感で里山を思いっきり体験しました。



今年度の「ブナの森のようちえん」はこれにて終了となります。
新型コロナウイルス感染拡大防止策にご協力いただきながら今年度も無事に開催することができました。
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

スノーシューで満月のブナ林探検2023のご案内

月曜日, 2月 6th, 2023

\満月のブナ林を散策しよう!/

静まり返った夜のブナの森、雪面に伸びるブナの月影、満月に照らされる幻想的な明るいブナ林をスノーシューを履いて散策します。

普段はなかなか体験できない夜のブナ林での特別なひと時を過ごしませんか?
催行は天気次第(悪天候の場合は中止となります)。満月がきれいに見える夜となることを祈っています。

【日時】2023年3月6日(月)19:00~20:00 ※月の出の関係で満月前日となります。
【定員】20名(予約制)
【体験料】800円、小学生未満無料、友の会:高校生以上500円、小中学生400円
【集合】「森の学校」キョロロ
【装備】防寒対策、雪の上で活動できる服装や足回りをご準備いただきお集まりください。スノーシューはご用意いたします。
※悪天候等により月が見えない場合は中止します。催行中止の場合は当日ご連絡いたします。

※本イベントは美人林の夜間利用について地権者の方から許可をいただき、地形や散策に適したエリアを熟知したスタッフが同行し、参加者の安全管理を行いながら開催いたします。現在池は雪で覆われており、特に夜間は地形の視認性が低下します。夜間の散策には危険が伴いますので、一般の皆様のご利用はお控えください。


【里山の伝統行事体験】山仕事の無事を願う「十二講」

日曜日, 2月 5th, 2023

2月12日(日)に山仕事の無事を祈る里山の伝統行事「十二講」イベントを開催します。
かつての雪里では雪が降り積もっているこの時期に山に入り始め、伐った木を雪ぞりを使って運び出しました。「十二講」はそんな山仕事の無事を山の神様に祈願する伝統行事です。

現在では人と山の関わり方が変化したこともあって、松之山では数十年前に途絶えてしまいました。人と自然とのつながりを色濃く感じられる行事を、キョロロではイベントとして開催し継承しています。

例年、お米を粉にした「カラコ」というお団子を作り味わっておりましたが、昨年同様今年も新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環としてお供えの弓矢と藁で作った「ワラツトッコ」を自作する内容へ変更し開催いたします。

【日時】2023年2月12日(日)10時~12時
【定員】20名
【参加費】500円、友の会会員:高校生以上200円、小中学生100円、未就学時:無料
【内容】イベントでは「カラコ」という米粉で出来たお団子を藁でつくる容器「ワラツトッコ」に包み、弓矢と共に雪上にお供えします。参加者各自orご家族で藁を綯い藁ひもを作ったり、藁でつくる容器「ワラツトッコ」や弓矢を自作したりします。