Archive for 8月, 2025

お盆の体験イベント&開館情報(8月14日更新)

土曜日, 8月 9th, 2025

\キョロロで里山の自然を体験しよう!/
《開催中の企画展》
◆夏季企画展「われら両生類!里山のカエル展Ⅱ」を開催中です!
カエルやイモリ、サンショウウオといった両生類の生体展示を中心に、個性豊かな両生類たちの生態を楽しく学べる企画展です。アンケート回答者にはオリジナル両生類シールをゲットできるガチャ(2枚入り)ができたり、展示を見ながら謎解きに挑戦するワークシートにもぜひチャレンジしてください!挑戦者にはキョロロ特製の生き物カードをプレゼントしています。


◆カブトムシルームもオープン中!
たくさんのカブトムシをじっくり観察・触れ合える空間です。

《8月の主要イベント》 ※8/14現在の予約状況
◆8月9日(土)13:30~16:00 クモしらべ(会場:大厳寺高原、無料)
◆8月10日(日)10:30~12:00【満員】里山の生き物探検
◆8月10日(日)19:00~20:00【満員】ナイトミュージアムinキョロロの森 ※雨天のため館内プログラムで実施
◆8月11日(月)10:00~12:00【満員】塗って学ぼう!トノサマガエル
◆8月12日(火)10:30~12:00【満員】里山の生き物探検
◆8月13日(水)10:30~12:00【残りわずか】里山の生き物探検
◆8月13日(水)19:30~21:00【中止】みんなで流れ星を見よう!ペルセウス座流星群観察会(友の会主催)(無料・申し込み不要)

◆8月14日(木)10:30~12:00【満員】里山の生き物探検
◆8月15日(金)10:30~12:00【満員】プラモ虫を作ろう・AM(無料)
◆8月15日(金)13:30~15:30【満員】プラモ虫を作ろう・PM(無料)
◆8月16日(土)13:30~16:00 アザミウマしらべ(無料)
◆8月17日(日)10:30~12:00【満員】里山の生き物探検
◆8月23日(土)19:30~21:00 夜の里山探検
◆8月24日(日)10:30~12:00 里山の生き物探検
◆8月31日(日)10:30~12:00 里山の生き物探検
※天候により、中止・内容を変更する可能性のあるイベントもございます。詳細はお問い合わせください。

《その他のイベント》
◆セルフで木工体験/ペーパークラフト体験
開館日の16時ごろまで受付(人数によっては受付できない場合もあります)
木工作品コース/カトラリーコース/ペーパークラフトから選べます。

《開館日》
◆お盆期間中は休まず開館いたします(12日(火)も開館します)。

《入館料・イベント体験料》
◆入館料
高校生以上600円(中学生以下は無料)
大地の芸術祭パスポートをお持ちの方は300円割引。

◆イベント体験料
入館料とは別途に500~2000円(未就学は無料)発生するものがございます。詳しくはキョロロ公式サイトをご覧ください。
参加予約は電話または公式サイトの問合せフォームからお願いいたします。

研究員の募集(応募〆切:令和7年9月10日(水))

金曜日, 8月 8th, 2025

【研究員を募集します】
十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロでは研究員1名を募集いたします。
募集要項の詳細、応募書類の作成要項はホームページをご覧下さい。

応募締切りが9月10日(水)(必着)となっております。
お近くで興味のある方がおられましたらぜひ周知していただけますと幸いです。

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専門分野:生態学、生物分類学、環境教育に関する分野
応募資格:
・上記の専門分野に関する研究・教育活動の経験を有する者
・令和7年9月現在で自然科学系の博士号の学位取得者

主な業務内容:
・展示、教育普及、地域振興活動と連動した研究員独自の研究活動
・市民参加型生物多様性調査の主催および補助
・企画展示の制作
・学校教育支援および自然観察インストラクター
・生物の飼育(魚類、爬虫類、両生類、昆虫類等)
・その他、科学館業務全般

応募締切りは令和7年9月10日(水)午後5時(必着)となっております。

募集要項の詳細、応募書類の作成要項はホームページをご覧下さい。
【研究員の募集ページ】
https://www.matsunoyama.com/kyororo/archives/25365
【JREC−IN】
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125080733
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十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロは、ブナ林や棚田に代表される多雪地帯特有の自然環境と里山の生物多様性をテーマとする参加体験型の自然科学館です。当館では、豊富な自然体験イベントの実施や博学連携による学校教育支援、市民参加型の生物多様性調査やモニタリング、地域生物相の体系的整理、里山保全技術の実践と検証などを行い、その成果を展示や教育資源として活用しています。これらの取り組みを通じて「学び」と「地域づくり」が循環する博物館活動を推進しています。

研究員は、自らの専門領域に基づく独自研究を推進するとともに、教育普及や地域連携に参画し、成果を社会実装する役割を担います。多雪地の里山というフィールドで、研究・教育・地域貢献を一体的に展開し、新たな価値を創出していただける方のご応募をお待ちしています。


定例探鳥会(7月)の報告・こども探鳥会(8月)のご案内

水曜日, 8月 6th, 2025

7月の定例探鳥会の報告

日時:2025年7月26日(土)4時30分から7時30分まで
天気:晴れのち曇り、開始時の気温21℃
参加者:17人(大人16人、子ども1人)

雨が降らない日が続き、川の水量が極端に少なくなり、地面は乾燥し、田んぼにはひびが入っています。そんな天気が続く探鳥会は、開始時の気温は21度と涼しかったのですが、陽が昇ってから日差しの下では、とても暑い日となりました。鳥は暑さに強いのでしょうか。絶好調のクロツグミは、杉の梢でこれでもかとばかりに囀り続けていました。すぐそばの梢にはチゴモズがやってきて、クロツグミに負けじと囀りだしました。秋のモズの高鳴きに似た、けたたましい「ギチギチギチギチ」いうチゴモズの鳴き方は、とても独特です。同じ夏鳥のサシバの幼鳥が、梢を飛び渡りながら羽繕いをする姿が印象的でした。その他に夏鳥のノジコ、ホトトギス、ブッポウソウ、アカショウビンなどの声が聞こえていました。繁殖が済んだ野鳥が家族で行動する様子や、かわいい幼鳥の姿が見られた探鳥会でした。

確認できた野鳥(29種):オシドリ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ホトトギス、オオタカ、サシバ、アカショウビン、ブッポウソウ、チゴモズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、クロツグミ、キビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ

 

探鳥会の様子


▲羽繕いをするアオサギ


▲カルガモのファミリー


▲杉の梢で鳴く絶好調のクロツグミ


▲サシバ


▲精悍なサシバ


▲杉の梢に現れたチゴモズ


▲ノジコ


▲観察をする参加者


▲高知県、富山県、岐阜県、神奈川県など県外からの参加者が多かった

 

8月のこども探鳥会のご案内

まつのやま学園周辺を会場に、小中学生向けの探鳥会、第5回「こども探鳥会」を開催します。
主に地域の小中学生が対象ですが、他の地域からも小中学生を含むご家族は参加できます。
小学3年生以下の場合は、保護者同伴にてご参加ください。
現在、一般の大人の方のみの参加はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。

【日時】令和7年8月9日(土) 午前8時から9時30分まで
【集合】まつのやま学園駐車場 雨天の場合はまつのやま学園のピロティ)
【探鳥コース】まつのやま学園周辺
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。