【52種を確認】第67回松之山探鳥会

第67回松之山大探鳥会が5月28日に実施されました。77名の参加者により52種類もの野鳥を確認することができました。前夜に行われた野鳥集会と合わせて報告します。

 

5月27日(土)野鳥集会

午後7時から午後9時まで 松之山温泉鷹の湯2階 18名参加

開会のあいさつに続き、松之山野鳥愛護会から2022年度のブッポウソウ保護活動の報告、松之山の野鳥の紹介が行われた。
続いて、前新潟県野鳥愛護会会長の渡辺央様から、「ゴイサギの若齢個体の繁殖について」講演をしていただいた。成鳥に約2週間遅れて性成熟をした若鳥が繁殖することを分かりやすくお話しいただいた。

野鳥集会の様子

ご講演をする渡辺央様

 

5月28日(日)松之山大探鳥会 午前4時30分から7時30分まで
天気曇り、開始時の気温16℃、参加者大人71名、中学生以下6人 確認出現種 52種

曇り空の肌寒い朝、キョロロの駐車場ではアカショウビンの声が響き渡っていました。
3コースに分かれての探鳥会で、主任講師の渡辺央前新潟県野鳥愛護会会長は美人林を通り集落内を抜ける高畑コースを担当していただきました。越道川コース、須山コースは松之山野鳥愛護会の会員が中心にガイドをしました。
高畑コースでは美人林の中でキビタキの囀りがシャワーのように聞こえたり、オオムシクイがサワグルミの枝間を飛び交う姿を見たりできました。
越道川コースではアオバトなどが確認できました。また、白い大きなサギが現れた時、前日の夜の野鳥集会で渡辺主任講師からお聞きしていたサギのお話ですぐにチュウダイサギと判断できました。前夜の事前学習会が多いに参考になりました。
須山コースではブッポウソウや、トラツグミの口笛を吹くような低い声を確認できました。
旧松之山町の鳥に指定されていたアカショウビンが探鳥会中囀っていました。

確認できた野鳥

オシドリ、カルガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、チュウダイサギ、ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、トビ、サシバ、アカショウビン、カワセミ、ブッポウソウ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、チゴモズ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、オオムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ゴジュウカラ、キバシリ、ムクドリ、カワガラス、トラツグミ、クロツグミ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ

当日の記録写真です。曇っていたために野鳥の写真撮りには厳しいものがありました。

開会式の様子

探鳥会の様子

キョロロの森の茂みに現れたノジコを観察する皆さん

茂みの中のノジコ

梢のコサメビタキ

ハシブトガラスの巣のヒナ

オオムシクイをやっと撮影できました

枝の上に止まるオシドリ

サシバ

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