志賀夘助翁の顕彰碑でハチ達のバトル!

先日、志賀夘助翁の顕彰碑にお参りしてきました。

東京渋谷のお店でお会いした夘助翁の事を思い出しながら碑の回りを歩いていると・・・


碑の側面になにやら泥の塊がついています。


スズバチが作った巣のようです。
親バチがせっせと泥を運び巣作りをしていました。
中には親が毒針で麻酔をかけた蛾の幼虫が入っていると思われます。
スズハチの子供はこの蛾の幼虫を食べて成長し、来年の夏に親になります。

しばらく見ていると親とは全く違った色をしたハチが巣にやってきました。


緑と青のメタリックにかがやくとても美しいハチです!
良く見ていると、さっきスズバチが泥で埋めた穴をせっせと掘り返しています。
実はこのハチ、その名をオオセイボウと言ってスズバチに寄生するハチなんです。


穴を掘り終わると、そこにお尻を差し込んでいます。
中に自分の卵を産みつけているんですね~
しばらくするとスズバチの親が帰ってきてバトルになりました!
けど体の小さいオオセイボウの方が強いようで、追い払われてしまいました(涙)。

日本一の昆虫屋、志賀夘助翁の碑でハチの戦い。
さすが翁!今でも虫たちに愛されているのですね。

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