オオタカ現れる 定例探鳥会
2012年 3月 24日at 11:50 AM 館長 村山暁 @①生き物だより
3月の定例探鳥会が,午前5:30から行われる。
あいにくの小雨模様であったが、カワラヒワのさえずりのシャワーの中、キョロロの森須山コースに入った。アオゲラの「ピョー」という独特の声とブナ林に響き渡るドラミングが、春の訪れを感じさせる。
まわりのブナの木の芽が膨らみ始めたのか、赤味が付いてきた。
途中で、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラなどカラ類の群れに逢う。
観察路頭上のウリハダカエデの枝にメジロの巣と思われるものを見つける。冬は、葉が落ち、木々の間をよく観察できる。
松口集落に、ムクドリの群れが戻っている。既にペアができているようだ。
ハシボソガラスが枝を運んでいる。ハシブトガラスは、口に枝を咥え飛びながらカアーカアーと鳴いている。枝を落とさないで鳴くなんて器用なものだ。
越道川に出ると、カワアイサが盛んに水に潜り餌を捕っている。すぐに気づかれ飛び立つ。
帰り道、スギの梢にオオタカを発見。精悍な姿に、一同息をのむ。精一杯にレンズを引き、この記録写真が撮れた。
探鳥会終了後、松口地内の越道川で、カルガモとオシドリを確認する。
人の気配に気づき、飛び立つカルガモ。
土手の草をついばんでいたおしどりの雄。
春が来た。さえずりが良く聞こえるようになり、ペアでいるところを観察できるようになった。
確認できた鳥
オシドリ、カルガモ、カワアイサ、オオタカ、トビ、キジバト、コゲラ、アオゲラ、ハクセキレイ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、カワラヒワ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 19種
地図へのリンクはこちら
撮影日:2012年3月24日