10/6(日)にキョロロの田んぼの稲刈りを行いました。
中干しをしないキョロロの田んぼは生き物がいっぱい。田んぼの脇には生き物が避難できる承水路「江」もあり、キョロロではたくさんの生き物を観察することができる田んぼづくりを続けています。
2枚の田んぼのうち1枚は夏の高温などの影響で刈り取り適期を過ぎてしまったため、事前に刈り取りを済ませておきました。今年の稲刈りイベントではもう1枚の小さいほうの田んぼで稲刈りを実施しました。
メダカが泳ぎ、オタマジャクシやカエル、水生昆虫やイナゴ、ヘビなどいろいろな生き物を育む田んぼで大きく実ったイネ。今年も「田んぼはイネだけが育つ場所ではない」ということを、1年間体験イベントや学校の体験学習を通じて観察し学ぶことができました。イベントの冒頭では、田んぼやため池に暮らす生き物を観察するところからスタートしました。
水を抜かないキョロロの田んぼはぬかるんでいます。足元を見るとメダカやコオイムシが泳ぎ、オケラ、タニシやカエルの姿も。稲刈り後の田んぼに、さっそくトンボが産卵する姿も見られました。田んぼが様々な命を育む場所であることを改めて実感します。
子どもたちも泥だらけになりながら頑張ってくれました!
刈った稲は、キョロロの駐車場に設営した「はさ」に掛けて乾燥します。今年もキョロロの正面にはさ場を作りました。
今年のお米の出来はどうでしょうか?楽しみです。
田植え、田の草とり、稲刈りにご参加いただいた皆様には新米をお届けいたします!
どうぞお楽しみに!