【活動報告】ため池のかいぼり「里山の生き物サポーターズ(10月)」

10月の「里山の生き物サポーターズ」はため池のかいぼりを実施しました(10/26)。
「かいぼり」はため池の水を抜いて干し、土砂や落葉の堆積で浅底化した池の泥上げなどを行うことです。
お米作りの水源として需要なため池の泥上げは、伝統的なため池管理手法の一つです。
今回はキョロロの森内の小さなため池の一つを会場に、生き物の採集・観察、泥上げ作業を実施しました。


▲生き物採集の様子

タニシやカワニナといった貝類、メダカやドジョウといった魚類、サワガニ、アカガエルの仲間などを観察することができました。
最も多かったのはアメリカザリガニ。このため池は4年前にもかいぼりを実施した場所ですが、当時には確認できなかった生き物です。
2020年の様子 https://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/?p=5938

▲サワガニ

泥上げ後の様子です。
ため池の生き物たちがどのように回復してくるのかも、観察していきたいと思います。

ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました!

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