研究員ミニ講演会 第2回

 一昨日、2013年度ミニ講演会の2回目が松之山自然休養村センターで行われました。

 
まず、鶴研究員から雪国ならではの生き物、「雪虫」についての様々なトピックが紹介されました。

冬の松之山では、雪の上で普通に見ることができる雪虫ですが、その生態や行動にはまだまだ謎が多く残されているようです。
 
二人目の講演者は、ミニ講演会では初登場となる村山館長です。
村山館長からは、松之山における巣箱設置によるブッポウソウの保護活動や、巣箱に設置したCCDカメラの記録から明らかとなった育雛行動についての講演が行われました。わずか半日で目に見えて大きく成長するヒナの様子や、ヒナがアオダイショウに襲われる様子など、驚きだらけの内容でした。
 
発表後の質問タイムでは、「雪のない地域にも雪虫はいるのか?」、「他の鳥に巣箱が使われることはないのか?」など、参加者から多くの質問が出され、講演に対する興味の高さが窺えました。
 
今年のミニ講演会では、キョロロで実施している市民協働調査から明らかとなった新事実が多く紹介されました。今後も市民協働調査の中で、驚きの新発見や珍発見があるかもしれません!!
 
冬の間も、雪虫調査、探鳥会といった市民協働調査が予定されていますので、ぜひ気軽にご参加ください♪

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撮影日:2013年10月30日

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