5月の「ブナの森のようちえん」は雨の中

新緑を鮮やかに見せる小雨降る中、5月の「ブナの森のようちえん」を開催しました。開催5年目となりましたが、GW中の開催は初めてです。時折強くなる雨のため、残念ながら美人林には行きませんでしたが、こどもと大人総勢30名ほどのみなさんと、キョロロ周辺の春の里山で散歩を楽しみました。

昨日がこどもの日(5/5)ということで、名札代わりにミニこいのぼりを最初に作りました。歩くたびに色とりどりのミニこいのぼりが、泳いでいるようでした。

雨の中、森ではシュレーゲルアオガエルやアマガエル、ニホンアカガエルなどカエルの姿もたくさん見られました。「18匹もとったことあるんだよ」「触って目をかいたら腫れたよ」こどもたちの口からは、カエルにまつわるいろんな話がどんどん出てきます。

ゼンマイやトリアシショウマ、コシアブラなどの山菜や、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、スミレサイシンなどの春の花も観察することができました。

雨が降ってもこどもたちは元気いっぱい。
雨の森の香り、音を楽しみながら、ちょっと急な坂も頑張って登れました。
ヤマナメクジ、堅いキノコ、ノウサギの糞、クロサンショウウオの卵といったいろんな生き物にも出会えました。

ちょうど5月はカブトムシの幼虫を観察できる時期!
ブリブリとふとった大きなカブトムシの幼虫をじっくり観察しました。
はじめて触った子、怖くて触れなかった子、手のひらに乗せてじっくり見る子、幼虫の大きさを小さな手を土だらけにして感じました。

倒れたスギの木をまたいだり、草笛を吹いてみたり、一人だったりお父さんお母さんと一緒にだったりと、短い距離でしたがたくさんの発見や挑戦が見られた5月のブナの森のようちえんでした。

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撮影日:2017年5月6日

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