キョロロ生物部、始動!

里山の生き物をどんどん「探究」する新しいイベント『キョロロ生物部』がスタートしました。
里山の生き物をテーマに、予想→調べる→結論という科学的な思考を毎回体験し、楽しく里山の生き物を調べます。
科学の考え方を楽しく学ぶ体験を通じて、子どもたちの「探究する力」の育成を目指します。結論はみんな違ってみんな良し◎です。

初回の5/19(日)は、生き物の形や行動の「観察」がテーマ。
まず池の中にはどんな生き物がいるのかをみんなで予想します。
オタマジャクシ、カエル、サカナ、ヤゴ、、、いろいろな予想が出てきます。
そして、その生き物たちがどんな行動をするのかを「泳ぐ」「歩く」「浮く」に分類して予想してみます。
生き物たちはどんな行動をするんだろう?
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では、実際にため池に移動してどんな生き物がいるのかを採集してみました。
サカナと予想したものが、メダカ、シナイモツゴだったり、
カエルと予想したものが、シュレーゲルアオガエル、トノサマガエルだったりと、多様性があることに気づきます。
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採集してきた生き物のを室内でじっくり観察してみます。
どんな動き方をしているのか?
体のどの部分を使って動いているのか?
を行動観察やスケッチを通して、調べてみます。
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部員それぞれが観察に選んだ生き物は、トノサマガエル、タニシ、ヒル、ツチガエルのオタマジャクシ、メダカ。
それぞれの生き物の形と行動を結び付けて、特徴を発表してもらいました。
「この動きは、餌を探すときに役立ちそう」「この動きは隠れる時に役立ちそう」いろいろな考えが生まれます。
今回のキョロロ生物部では、生き物の形や行動には意味がありそうだということを、観察を通じて学ぶことができました。
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次回は6月29日(土)13:00からです。
生き物が好き、調べることが好き、地域の自然をもっと知りたい子どもたちのご参加をお待ちしています。
今後の開催日:6月29日(土)、7月27日(土)、8月24日(土)、9月28日(土)、10月26日(土)

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