ハナアブしらべの活動報告

 「森の学校」キョロロでは5月8日(土)に市民協働調査の「ハナアブしらべ」を行いました。去年、珍しい新種の可能性の高いハナアブを村越心士君が見つけてくれた影響か、今年度は参加者満員でのスタートとなりました。前半はキョロロの森で採集し、後半は採集したものを顕微鏡で観察したり、標本を作製したりしました。まだハナアブの出始めの時期で、なかなか太陽が出てきてくれない曇りでもあったため、ハナアブは見つけづらい状況でした。それでも参加者のみなさんは素早く飛んで逃げることも多いハナアブを一生懸命採集してくれました。

今回はニッポンクロハナアブ、ホソヒラタアブ、ヨコジマオオヒラタアブの3種が採集されました。なんとヨコジマオオヒラタアブは十日町市レベルで未記録の種で、これまた村越心士君が採集したものでした。恐るべし発見力に脱帽です。これで松之山からは合計39種のハナアブが確認されたことになります。

次回の「ハナアブしらべ」は6月12日(土)の13:30~16:00に実施します。6月は今回よりもたくさんのハナアブが発生していること間違いなしで、天気がいいことを願うのみです。例の新種の可能性が高いハナアブも去年の6月に採られていますので期待したいところです。皆様のご参加をお待ちしております。

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