川虫しらべ 2022年9月活動報告

今回の川虫しらべは天候に恵まれ、気持ちの良い天気のなかで実施できました。
水温は16.4℃と少し冷たく感じましたが、皆さんのおかげで計14種の川虫が見つかりました。
下の写真では川の水が濁っていますが、これは私たちが川に入った影響で、実際には澄んだ水が流れていました。



川虫しらべの様子

途中、橋の下のトンネル(通称 キョロ津峡トンネル)を探検してみたり、楽しみながらの川虫しらべでした。
トンネルのなかにはコウモリが寝ていて、私たちがトンネルに入ると驚いて飛び回りました。



小坪野沢にかかる橋の下のトンネル(通称 キョロ津峡トンネル)

さて、今回見つかった川虫は次の通りです:モンカゲロウ、シロハラコカゲロウ、🈟ユミモンヒラタカゲロウ、ニホンカワトンボ、オニヤンマ、シマアメンボ、🈟マツモムシ、ヤマトクロスジヘビトンボ、ヘビトンボ、クロヒメガガンボ属の一種、ミズムシ、サワガニ、カワニナ、マルタニシ(計14種)。


今回の調査で確認された川虫(一部)

1. ニホンカワトンボ、2. オニヤンマ、3. シマアメンボ、4. マツモムシ、5. ヤマトクロスジヘビトンボ、6. サワガニ

今回はこれまでの川虫しらべで見つかっていなかったユミモンヒラタカゲロウとマツモムシが見つかりました。
ユミモンヒラタカゲロウは流水性の種で、河川によくあらわれるヒラタカゲロウの仲間です。
マツモムシは止水性の種で、池沼によく見かけます。近くの池から飛んできたものと思われます。ちなみに触ると刺すことがあるので、注意しましょう。
このほか、底生動物ではありませんが、アブラハヤも捕まりました。

小坪野沢は小さな川(沢)ですが、結構色々な生き物がとれて面白い川です。
次回(10月23日(日)10:00~12:00)はもう少し上流側で採集してみたいと思います。
皆さんのご参加をお待ちしております!

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