川虫しらべ 2022年10月活動報告

今回の川虫しらべは、8名の方にご参加いただきました。
水温は約12℃強と、小坪野沢の冷たい水にも負けず、皆さん一生懸命に川虫を採集してくださいました。

今回確認された種は17種です:
モンカゲロウ、🈟フタスジモンカゲロウ、シロハラコカゲロウ、ニホンカワトンボ、ミルンヤンマ、オニヤンマ、フタツメカワゲラ属の一種、フサオナシカワゲラ属の一種、シマアメンボ、センブリ属の一種、🈟ウルマーシマトビケラ、🈟チビマルヒゲナガハナノミ、ヒメハバビロドロムシ、ガガンボ属の一種、サワガニ、🈟ミミズ類、カワニナ(順不)


今回の調査で確認された川虫(一部)
1. モンカゲロウ、2. オニヤンマ(左上にはサワガニ)、3. フタスジモンカゲロウ(左)とフサオナシカワゲラ属の一種(右)、4. ウルマーシマトビケラ、5. チビマルヒゲナガハナノミ、6. ガガンボ属の一種

今回採れた川虫のなかでイチオシは「ヒメハバビロドロムシ」。
細流に普通の種ではありますが、シックな色合いと無骨な姿形がカッコイイんです。
写真では大きく写していますが、実際は体長3 mm程度しかない小さな甲虫で、河川に沈んだ流木の隙間などに隠れて生活しています。


ヒメハバビロドロムシ Dryopomorphus nakanei Nomura, 1958

次回の川虫しらべは、11月27日(日)10:00~12:00、今年度最後を予定しています。
初雪のシーズンになりますが、雪虫の幼虫(特にクロカワゲラ類)が採れることを期待して、冷たい川に挑みたいと思っています。
寒くてもヘッチャラだぜ!という元気のある方のご参加をお待ちしております。

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