小さな博物館の大きな挑戦。雪降る里山「雪里」で地域づくりを目指す博物館です。

[ 博物館活動 ]

研究

地域の生物多様性の解明や環境教育に関する実践研究を行っています。

市民協働調査 〜地域と一緒に行う研究活動〜

キョロロでは開館以来、学芸員・研究員の研究活動を地域住民や一般参加者と共に実施する「市民協働調査」を継続しています。当たり前の存在だった地域の自然への新たな視点や価値づけ、再発見という学びの場となったことや、参加者の「たくさんの目や視点」による生物多様性データの質や量の向上など、「市民協働調査」は参加者と博物館双方にとって大きなメリットがあります。また、市民協働調査の成果は博物館の企画展や、教育普及のための教材の作製、絶滅危惧種の保全活動などに活用することで、地域に還元しています。

深鳥会

▲ 代表的な市民協調査の一つ「探鳥会」

新種発見! マツノヤマヒメコケムシ

マツノヤマヒメコケムシ

▲ マツノヤマヒメコケムシ

キョロロの森の「北原のブナ林」において、2005年7月29日〜8月10日までの間に仕掛けた「フライト・インターセプト・トラップ」という昆虫の捕獲器内で採集された昆虫を調べた結果、コウチュウ目コケムシ科の新種の昆虫を、当時の松之山中学校の生徒と共に新種記載しました。
「マツノヤマヒメコケムシ(Euconus(Euconophron)matsunoyamaensis)」と名付けられたこの昆虫は、今まで知られている日本産ヒメコケムシ属の中でも最も小さく体長は0.9〜1ミリにも満たないものでした。