若木迎え

1/13(日)に小正月の伝統行事イベント「若木迎え」、「どんど焼き」、「花餅祭り」を開催しました。

まずは若木迎えの様子からご紹介します。
若木迎えは約40年ほど前まで松之山の各集落で行われてきましたが、薪を燃料として使わなくなった現在では行われなくなり、一度途絶えてしまった伝統行事です。
キョロロでイベントとして開催することで、地元の方や参加者との交流の中で継承しており、今回で10回目となりました。

毎年講師をお願いしている柳さんからごあいさついただいて、10:00にキョロロを出発して会場に向かいました。
皆さんスノーシュー、カンジキを履いて準備万端です。

今年は珍しく日差しが差し込んできました。
事前に軽く道踏みをしておきましたが、その後新雪がつもったので道の影も形もなっていました。
ふかふかの雪の上をスノーシューやカンジキを履きながら進みました。
先頭でラッセルしていただいた館長、ありがとうございました!

会場に到着し、今年の恵方の方向に向けて祭壇を作ります。
今年の恵方は丙の方向、おおよそ南南東です。

参加者全員が到着後、祭壇に向かい山の神様に旧年の感謝と新年の恵みを祈念しました。
今年も無事にキョロロの森での活動が行えますように。

その後、参加者の方に協力いただきながら、周辺の若木、枝を伐りました。
若木迎えは「木伐り正月」とも呼ばれ、1/11~14の間に行われることが多かったそうです。

切った木々を持って、どんど焼き会場へ向かいます!

次は、どんど焼きの様子をご紹介します。

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撮影日:2013年1月13日

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