【開催報告】モリアオガエルの池復活作戦⑤(2026/8/16)
2026年 8月 20日at 12:05 PM kyororo @④キョロロ雑記
8/16(日)に第5回「モリアオガエルの池復活作戦」を開催しました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
「モリアオガエルの池復活作戦」は、外来種アメリカザリガニが増加中の「モリアオガエルの池」で、劣化してしまった水草群落と、水辺の生態系を取り戻すための取り組みです。
作戦の詳細について詳しくは👉コチラ
第1回(4/18)の開催報告は👉コチラ
第2回(5/16)の開催報告は👉コチラ
第3回(6/20)の開催報告は👉コチラ
第4回(7/18)の開催報告は👉コチラ
今回は参加者7名+スタッフ2名で活動しました。
初めにスタッフから、4月から続けているこの取り組みについて、進捗状況を共有しました。
まず、コンテナで育てている水草の生育状況についてです。

水面に大きな葉がたくさん出ています。フトヒルムシロが浮葉(水面に出す葉)をたくさん出すようになり、光合成が本格化しています。

次に、「モリアオガエルの池」でのザリガニ捕獲数の変化を確認しました。
先月は大きなザリガニの割合が減ってきたことを報告しましたが、この一か月でまた少し大きなザリガニの割合が上がってきました。
捕獲個体数は減っているように見えますが、8月からエサの条件を変えた(池の富栄養化を避けるために3本入れていた煮干しを1本にした)影響があるかもしれません。また、抱卵期に入りメスのザリガニの活性が落ちている(罠にかかりにくくなっている)可能性も考えられます。今後もモニタリングを継続し状況を注視していきます。

▲モリアオガエルの池で捕獲されたザリガニの個体数(12個の罠の合計)。青:合計捕獲個体数、赤:体長6cm以上の個体数、黄:体長6cm未満の個体数
報告の後、いつもどおり水草班とザリガニ班に分かれて作業を行いました。
今回は参加人数の関係で水草については坂上学芸員が一人黙々とカウント(写真も撮っていない…)。
ザリガニ班は、いつもの罠とは違う大型の「連続捕獲装置」(※宮城県『シナイモツゴ郷の会』さんによる考案・製作)の引き上げとカウントを行いました。

▲連続捕獲装置。前室と後室に分かれており、暗いところに移動するザリガニの習性を利用して効率的に捕獲することができます。

▲中には大量のザリガニが…

▲量が多すぎたため、3つのバケツに分けたうえでカウントしました。
今日のイベントでのザリガニ捕獲数の合計は、138匹でした。
水草については、多くのコンテナで水草の推定株数は300以上でした。一方、水深20cm以上にしたコンテナでは、推定株数200以下でフトヒルムシロの植被率も50%を下回っていました。株数を増やしてマット状の群落をつくるなら、水深20cm未満の浅い水管理が適しているかもしれません。
こうしたモニタリングを続けることで、取り組みの効果を検証し、対策の次の一手を考えることができます。
引き続き、池の状況を一緒に見守っていただけるとうれしいです。
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次回の保全イベント「モリアオガエルの池復活作戦」は9月19日(土)10:30~12:00です。
引き続きザリガニ罠の回収とカウント、また水草の生育状況のモニタリングを行う予定です。
この先1か月のモニタリング結果についてもイベント内でまたご報告いたします。
イベント詳細・お申込みは👉コチラ

※この活動は、公益信託タカラ・ハーモニストファンド(2026年度)の支援を受けて実施しています。
