美人林

新潟県十日町市松之山 美人林 ~びじんばやし~

こんにちは!
松之山には、松之山だけでなく新潟県が誇る美人林(ブナ林)が存在します。

春の新緑は青々しく
夏は涼しく
秋の紅葉はあっという間ですが圧巻で
冬はブナの枝に積もった雪に太陽の光が反射し
雨の日もブナの幹を伝って流れる雨がとても美しいブナ林です。

なぜこのブナ林が「 美人林 」と呼ばれるようになったのか。
見頃はいつなのか。

美人林 」について詳しくご紹介いたします。

目次

  1. 所要時間
  2. 美人林マップ
  3. 美人林の池
  4. 見頃
  5. 春のようす
  6. 冬のようす
  7. 現在のようす(ライブカメラ)
  8. アクセス

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1. 所要時間

松之山と言われると、何といっても有名なのが「美人林」

年間10万人もの観光客が訪れる名所です。
実はこの美人林ですが、昭和初期、木炭にするため全て伐採され
裸山になったんだそうです。
ところが・・・
あるとき、この山のブナの若芽が一斉に生えだし、
そして長い年月が過ぎ、そのブナの立ち姿があまりにも美しいことから
「美人林」と呼ばれるようになったそうです。
今では松之山の観光スポットでは外せないポイントになりました。
この美人林は春夏秋冬色々な姿を見せてくれます。

見た目は広く、歩き回るには時間がかかりそうに思えますが、実はそうでもありません。

美人林前の駐車場から50mほど歩くと直ぐに美人林に入ります。
林の中はどこでも自由に歩き回れるようになっており、
それほど起伏もありませんので、ゆっくり歩けば疲れる事もありませんし、
疲れたら立ち止まって空を仰ぐと、たちどころに気分が良くなります。

美人林の入り口付近をゆっくり見て回るなら30分がいいところだと思います。
時間の都合上、もう少し早くとも、十分に美人林を満喫できます。
ただ、冬場に関しては、全く除雪などをしませんので、軽装では入るのは厳しいかと思います。

冬には美人林スノーシュートレッキングのオプショナルツアーがありますので
そちらを利用してみるのがオススメです。

 

2. 美人林マップ

美人林の中のオススメの歩き方を、写真をつけてご紹介いたします。

先ずは駐車場です。

しっかりと整備されており、普通車からマイクロバスまで約30台が駐車できます。
大型バスは、ほんの100m程手前に「森の学校」キョロロの駐車スペースがございます。
こちらは大型バスが10台来ても楽勝です。
いずれも駐車料金は無料です。

そしていよいよ駐車場から美人林の入口へ。目印は六角堂の東屋です。

ここで素晴らしいと思っているのは「美人林」の入り口が杉林で囲まれていて
外側からはブナがほとんど見えない事です。
期待感を上げるアプローチとして、ほんとうに素晴らしい自然の演出です。
だから、杉林を過ぎたときに目に飛び込んでくる眩しいくらいのブナの新緑は
何とも形容しがたい絶景なのです。新緑ならばなんといっても5月がオススメです。

途中参考にしていただきたい美人林の周辺ガイド図がございます。

美人林で聞かれる野鳥の案内なんかも記載してあります。

拡大バージョンです。

そして美人林の林の中へ。

「美人林」と書かれた木彫りの看板がお出迎えいたします。
こちらは美人林の地主であり、地元の書家としても松之山地域に寄与された
田辺誠二さんが書かれたものです。

オススメは。ここを正面にみたら左手の農道を上がって行くルートです。
左はまだ下草も多く茂るブナ林、右手には雪解け水とブナの保水の力によって
集まる農業用水のため池(地元では「つつみ」と呼びます)を見ながら進んで
行きます。
掘割の道となっていますのでわかりやすいと思います。

そして、進むこと約200m程で掘割の道から右に大きくカーブいたしますので
そのあたりを選んで林の中へ入ってみてください。
どこからでも自由に入れます。

とは言っても、やはり運動靴は必須ですね。
革靴でもいけないことはありませんが、落ち葉の上では滑りやすいです。
また、ヒールが厳禁です。ヒールはブナの根っこを傷めてしまう恐れがありますし、
それ以上に危険です。

そして、林に分け入ったらまず最初にやっていただきたいことが
「コレ!」
首を上に上げてみてください。

晴れていて、落ち葉が濡れていなければ、寝転ぶのがベストかも!
これぞ、美人林の真骨頂です。

続いて横に横に数十m歩くと、遊歩道らしき道に当たります。
ココが遊歩道!というものではなく、皆さんが歩くことによってできあがった道なのです。
そこを約200m下っていくと美人林のハイライトとも言える景色に出会えます。

コレも農業用水のつつみ。
まだ正式な名前もありませんが、水鏡のごとく美人林の美しい姿を映すので、
個人的に「蒼(あお)つづみ」と呼んでいます。

いつ行っても見飽きないのが美人林なのです。

(さすがに積雪期間は雪が覆いかぶさってしまい蒼つづみは見ることができません)

いつ行っても、カメラマンの方たちがそれぞれにシャッターチャンスを狙っています。
ここからは直ぐに入ってきた入り口が見えてきます。

ご覧のように老若男女から愛される美人林です。
誰が来ても安全に散策ができるのです。

もちろん車いすでも入ることが可能です。

いかがでしたでしょうか?
美人林の中の様子が少しでも伝わったでしょうか?

そして最後にオススメです。
是非ともいってもらいたいのが冬の美人林です。

それも吹雪の後の晴れた日に・・・。
かなり限られたモノにはなりますが

もしもそんな日に出会ったなら、迷わずガイドをつけて美人林へ。

美人林スノーシュー体験プラン

 

3.美人林の池

美人林の中にある池ってご存知ですか?

ちょうど美人林の中央、遊歩道のハイライトとも言える位置にある「水溜り!」
って言っがほうがイメージしやすいかもしれません。

しかし、この「水溜り」があなどれません。
四季折々に変化を見せる美人林のブナの立ち姿をより美しく映し出す水鏡なのです。

もちろん、いつでも水鏡になっているわけではありません。
光の入り具合や風の向きなど、絶妙な自然の塩梅が相まって、世にも美しい美人林の姿が
映し出されるのです。

実は松之山には「鏡が池」というところがあって、松山鏡伝説が言い伝えられています。

~ 母の形見の鏡を胸に抱き、森の中の池の畔で泣いていると、まるで鏡のような
水面に悲しげな母の姿を見た。
それが自分の姿とも知らずに「お母さん!」と叫びながら
池に飛び込んでしまう。~

なんて悲しい結末の伝説から、その池が鏡が池と名付けられたと聞いています。
皆様、仮に美人林の池にご自身の美しい姿が映ったとしても飛び込まないでくださいね。

というのはさておきですが、実は今も農業用水として立派な役目を果たしているのです。
地元松口集落の田んぼを潤す重要な水がめでもあるわけです。

しかもそれがブナ(橅ぶな)の保水の仕組みによって水が集まるわけですので、
ブナの役割は素晴らしいものですね。

ブナは漢字で橅と書きます。「木」に「無」と組み合わされている事からも、
その昔はあまり役に立たない樹木としての道を歩んだようですが、どっこい!
今では素晴らしい役割を果たすブナの林なのです。

近年、こんなに美しくも、素晴らしい役割を持った「水溜り」に名前をつけたらどうだろうと、
にわかに盛り上がっています。
世にも美しい絶景の美人林池に、名前をつけて大切に育んでいきたいと思っています。

 

4.見頃

春の新緑は残雪の中に淡い緑色が映える、人々を心から癒してくれるとても素敵なブナ林です。
新緑と言っても芽吹きが始まったばかりの時と、葉が出そろった時では全く違った姿をみせて
くれます。

気になる新緑の一番の見頃は、4月の下旬から5月の上旬となりますが
葉が出揃った1週間から10日が一番の見頃で若葉がとても清々しいんです。

YouTubeにて美人林の新緑の様子をアップしてありますので興味がある方は下記をご覧ください。

2018.4.22 美人林の新緑の見頃(ドローン映像)

2018.4.25 美人林の新緑の見頃(散策編) 

 

5.春のようす

松之山随一の観光地「美人林」は雪の時期にスノーシューを履いて散策するツアーが人気ですが、美人林がもっとも輝くのはやっぱり春なのではないでしょうか。
残雪と芽吹きをねらってカメラマンがたくさん訪れます。

雪解けとともにブナの根の周りから徐々に地面が顔を出します。
これを根開け(ねあけ)または根開き(ねあき)と言います。
その年の積雪量や気温などによって変わりますが、4月下旬頃でしょうか。

ブナの木の上の方から芽吹きが始まります。

芽吹いたばかりのやわらかい葉はまだ黄緑色です。

林内にはミズバショウも咲き始めます。

駐車場の桜も合わせてお楽しみください!

市町村合併前の松之山町には「松之山町民歌」がありました。
その歌詞に「ブナの芽吹きが雪に映え」との一節があります。

ブナの林の美人林は周りの木々に比べ芽生えが早く、まだ残雪があるうちに芽生えることが多いです。
芽生えた直後の黄緑色と残雪の白のコントラストは本当に綺麗です。
間違いなくインスタ映えする風景ですね!
皆様もそんな「バエる」美人林を見に来てみませんか?

 

6.冬のようす

冬の松之山は豪雪!のイメージですよね・・
豪雪の時期には、どこも見るところないって?
いえいえ、冬こそおすすめなのが美人林です。

特に雪が降った翌日の晴天の日には、
木々の枝に咲く雪の華を見る事ができ、とってもきれいなのです。
タイミングがあえば、こんな絶景に出会えるかも?

かんじきや、スノーシューがあれば、林の中を歩く事ができ
積雪2~3mの上を歩くと、木の上の方にあるキツツキが穴をあけた跡など
貴重なものが見られたり。

誰も歩いていない雪原の上にバタンと後ろに寝そべって
一文字つけるのも、楽しいですよ。
以前にキツネがウサキを追いかけてて
脱兎のごとく逃げる様子を見たことがあります。

とはいえ。いきなり初めての場所でしかも雪の上を歩くなんて
スノーシューも履いたことないし・・・と心配のあなたにピッタリなのがこちら。
ガイド付きスノーシュー体験があるのです。
松之山温泉合同会社まんんまのスノーシュープラン

地元のガイドがスノーシューのはき方から歩き方
そして美人林の中では動物の足跡やブナ林の成り立ちなど
ゆっくりと丁寧にご案内いたします。

チョットいたずらでスノーシャワーをかけてくれたり・・・
なかなか楽しい時間であっという間に過ぎてしまいます。

雪見温泉でまったりするのも“じょんのび”ですが、
少しアクティブに動き回るのも楽しいですよ。

きっと忘れられない旅の思い出になることと思います。
あなたも雪の上を歩いてみませんか?

 

7. 現在のようす(ライブカメラ)

春夏秋冬、晴れの日雨の日、毎日違う顔を見せてくれる美人林。

「雪解けはどうかな~」「芽吹きは始まったかな~」「葉っぱは色づいたかなあ?」などなど気になりますよね。そんな時、リアルタイムな状況をライブカメラでご覧いただけます!

設置されている場所は美人林の入り口、ちょうど標柱の立っているあたりの向かい側です。

15分間隔で撮影された画像をこちらから確認できます。→ ライブカメラ

きっと森に住む動物たちが元気に動き回っている姿も映っていることでしょうが、夜は暗くて見えませんね…そしてもう一つ、ライブカメラが設置されている場所があります!


美人林のおとなりにある里山科学館「森の学校キョロロ」です。

キョロロのシンボルともいえる高さ30mの巨大な塔の上に展望台があります。
ここから近隣の集落や遠くの山々まで見渡すことができます。


キョロロの塔からも15分間隔で画像が撮影されています。→ ライブカメラ

ちなみにこの塔をがんばって登ると、こんな景色が見られます。
駐車場の車が小さ~い!

遠くに雪を冠った山も見えます。

高所恐怖症でなければぜひこの絶景を見るために、登ってみてくださいね。

 

8.アクセス

所在地:十日町市松之山松口1712-2付近

<公共交通をご利用の場合>
北越急行ほくほく線「まつだい駅」より東頚バスに乗車し「堺松」バス停で下車して下さい。
(バス乗車約15分、バス停より徒歩約20分)

冬期間は「松之山高校前」バス停で下車して下さい。
(バス乗車約17分、バス停より徒歩約30分)

<車をご利用の場合>
(東京方面より)関越自動車道「塩沢石打IC」から国道353号線に入り、松之山温泉方面に走行してください。
(塩沢石打ICから約60分)

(新潟方面より)関越自動車道「越後川口IC」から国道117号線-国道253号線-国道353号線を経由してお出で下さい。
(越後川口ICから約60分)

駐車場(無料)30台収容可能

※大型車および冬期間は「森の学校」キョロロ(新潟県十日町市松之山松口1712-2)の駐車場をご利用ください(無料)
※公衆トイレ併設

四季折々に見せる美しい風景は、
観光客だけではなく松之山の住民にも大人気のスポットです。
十日町にお越しの際は、ぜひ美人林へお立ち寄りください!
きっと美しい風景が見られます。

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