松之山やってみる会議 第1弾 として「松之山の”スゴイ”取組み 自慢大会」を10月20日(日)に開催しました。
当日は地区協議会からの参加者のほかに自主的に参加してくださった方が20名近くもいらして嬉しかったです(^^)総勢74名の方にご参加いただきました。

「松之山の”スゴイ”取組み 自慢大会」は、地域内にある5地区にはどんな取り組みがあるのか?知っているようで知らない他地区の取り組みを知って”学び合い・磨き合い”をしましょう♪ということを目的して開催しました。

「松之山やってみる会議」のコーディネーターは山賀昌子さん(NPO法人まちづくり学校理事)です。
山賀さんからは、5地区の取り組みのポイントを解説いただいたり質問タイムを設けていただきながら参加者さん同士の”学び合い・磨き合い”をサポートしていただきました。

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以下各地区の「取組み自慢」の表題と山賀さんからいただいた各地区の「取組みのポイント」です。
発表の順番どおりにご紹介します。(順番はくじ引きで決めました~)

①布川地区「つながる」
ポイント:無理をせずに活動しつつ、状況の変化を察知して常に見直しの意識を持ち自ら動く!県外の大学や出身者グループとのネットワークによる関係人口づくりだけでなく、地域のつながりづくりにも力を入れる。

②浦田地区「地元のスーパーを絶やすな」
ポイント:地区唯一のスーパーマーケットがなくなる危機に、女性陣がおとうさんたちのお尻を叩き、旧JAの施設を地区運営のスーパーとして立ち上げ、黒字経営で、お買い物バスは地区内だけでなく地区外へも運行。お茶の間サロンや御用聞きも!

③松之山地区「下川手集落の取組み」
ポイント:高齢化率60%の下川手集落では、新潟大学のダブルホームプロジェクトと連携し、さまざまな事業で大学生の協力を得て活動。地元の担い手育成のために特産品開発にも力を入れ、清酒「松風」は年末ごろに出来上がる予定。

④三省地区「三省は小粒でもピリリッと辛い!」
ポイント:旧小学校(現三省ハウス)が活動の拠点かつ住民の心の拠り所でもあり、求心力が絶大。人口が少なくても、必要なことはとにかく「チャレンジ」。若者たちの独自の活動も活発。広報にも力を入れており、地区の活動をしっかり発信。

⑤松里地区「秋の風物詩!ヤナギバヒマワリ」
ポイント:「みんなが喜ぶ」「地区のシンボルにしたい」と一人の想いから有志が集まって広がる花上活動。携わる人たちの「好き」「やりたい」が活動を後押し。絆と元気が生まれた。プレゼンは寸劇で!質疑応答も盛り上げてくださいました。

「松之山やってみる会議」はこのあと
11/4(月祝) 県内の地域づくり先進地視察研修(地区代表のみ)
11/19(火)、12/3(火) 地区ごとの「話合い」”やってみる会議”(中学生以上の地域住民どなたでも参加できます。)と続きます。会議ではありますが、ざっくばらんなアイデアを出し合えるワークショップ形式で行います。地域みなさまからのご参加をお待ちしています(^^)

最後に自慢大会の感想の抜粋をご紹介します。
感想を提出いただいたほとんどの方から「良かった!」と評価をいただきました。いただいた感想の中には各世代ごとに感じた”学び合い・磨き合い”が垣間見られたように感じました(^^)

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以下感想の抜粋です。

「同じ松之山でも様々な取組みや課題があり興味深く聞いた」(20代)
「他地区の熱い思いを知れてとても刺激になった」(30代)
「若い世代が頑張っているところもあったので、自分たちももっと地域のために頑張りたい」(40代)
「みなさんそれぞれいろいろな悩みもあると思いますが、楽しみに変えながらプラス思考で行動していて良い」(50代)
「地域の課題をネガティブにとらえていたが、マンネリを”継続は力なり”、集落の高齢化は”対策の成果”などポジティブにとらえて前向きに取り組んでいたのが参考になった」(60代)
「各地域で行っている行事が分かった。それぞれが真剣に取り組んでいると思った。」(70代)

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