毎年1月15日の小正月に松之山で行われる奇祭「むこ投げ・すみ塗り」が、今年も賑やかに開催されました。
むこ投げは、前年に結婚した夫婦の絆がかたくなるようにと願いを込めて行われる祭りですが、集落の娘を取られた腹いせが由来ともいわれています。
今年は抽選で選ばれた三条市の菅家夫妻が参加しました。
わっしょい!わっしょい!お婿さんを山の上の薬師堂まで担いで登ります。
踏み固められた急で険しい雪道。。。
お神酒を交わしたらいよいよ…。
いち、にの、さーんで豪快に投げられ、ふかふかの雪にドーーン!!
あ、片足だけが…新郎の安否やいかに(;O;)
無事にお嫁さんの元へ転がって来ました!優しく雪を払いのけています。ホッとした様子。
続いて、賽の神が祀られたすみ塗り会場へ移動し神事が行われました。
すみ塗り開始ー!「おめでとう~」と声を掛け合いながら盛大にすみを塗っていきます。
余白が残っていれば狙われますよ~。
みんなで無病息災や商売繁盛を祈願しました。
良い一年になりますように!
今年は昨年に続き、新型コロナウイルス感染対策を講じた上での開催となりました。
ワクチン接種証明書またはPCR検査陰性証明を提示いただいた方のみの入場とし、宴席を設けず甘酒のふるまい等も行われませんでした。ご協力いただいた来場者の皆様ありがとうございました。