5月26日(日)、第63回松之山探鳥会が「森の学校」キョロロ周辺にて開催されました!
午前4時半、まだ薄暗く月と星が見える空のもと集合です。
「冬には3メートル以上の積雪があるこの雪国での野鳥を楽しんでほしい」「野鳥に近づきすぎないこと、驚かせないようにすること」などの説明を聞いた後、美人林高畑コース、越道川コース、バードピア須山コースの3コースに分かれてスタートです!

今回参加したのはバードピア須山コース。キョロロの森と松口集落をぐるりと回る約3.2キロのコースです。
遠方からも大勢の方が参加されていました。皆さん野鳥にとても詳しく、遠くに見えるシルエットや鳴き声だけで様々な種類を言い当てたり、熱心に写真を撮られていました。

「こんなのがいる!」と沸いたり、「希少な種類かと思ったらこんなのだった~(ちょっとがっかり)」と、鳥を驚かせないように大きな音は出さないようにしつつも盛り上がりました。

ブッポウソウ、キジバト、カルガモ、アオサギ、カッコウ、ハイタカ、サシバ、アカショウビン、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、チゴモズ、ヒガラ、ヤブサメ、オオムシクイ、オオヨシキリ、カワガラス、クロツグミ、イカル、ノジコなどなど、このコースでは37種類の野鳥の姿または鳴き声を見聞きすることができました。

気温は15度ないくらいでしょうか。湿度は高めです。
やはり山は寒い。。。Tシャツに薄手の長袖、マウンテンパーカーでは寒いくらいでした。途中、朝陽が当たるようになってからは快適に。

 

最後に、参加者全員で集合し今回確認できた野鳥の種類を確認しました。「とりあわせ」というんですね(*^^) 3コースでの合計は48種類でした!
そしてとりあわせ中、ようやくアカショウビンの鳴き声が聞けましたー☆
キョロロロロ…とまさしく「森の学校」キョロロ周辺での探鳥会にふさわしい締めくくり。

今回、何の野鳥の知識もなく参加しましたが、早朝の空気と美しい景色のなか、野鳥のさえずりに耳を澄まし、さまざまな種類の鳥を観察できとても楽しかったです。
会終了後も気が付くと、鳥の声に耳を澄ましたりと探鳥の耳になっていました。
そしてその辺のカラスもよく見ると実は美しい!と感じたり、羽で飛べる鳥ってなんて凄いんだ!と思うように。。。

参加者には機関紙「あかしょうびん」と」「探鳥のしおり」が配られます。後から確認するのも楽しいですね。望遠鏡があればなお良いですが、持っていなくても講師の方が覗かせてくれます。

松之山では毎年恒例の松之山探鳥会の他にも「森の学校」キョロロにて、「定例探鳥会」(毎月第4土曜)、「こども野鳥の会探鳥会」(毎月第2土曜)などが開催されています。興味がある方は「森の学校」キョロロのホームページ「体験イベント」をぜひご覧ください。→https://www.matsunoyama.com/kyororo/

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