残暑の残る9月中旬。田んぼの稲は黄金色に色づき、収穫の季節となり各所で稲刈りが始まっています。

棚田アートのある東山地区の田と天水島地区にある留守原の棚田は、10月1日が稲刈り日と決まったようです。
棚田アートは稲株の色が品種ごとに違うため、稲刈り後も積雪までこの図柄を見ることができます。刈りたてよりは、ヒコバエ(切り株や根元から生えてくる若芽のこと)が伸びてきてからの方がハッキリと見えくるそうなので、まだまだアートを楽しめる場となりそうです。

浦田地区も黄金色に染まった田んぼが美しい時期です。この稲が刈り取られると、いっきに冬への準備が進みます。短い秋の貴重な景色でもありますね。

棚田アートのある東山地区の田んぼ脇で、たくさんの蝶や蜂が飛び交う場所を見つけました。ネギ科の花にたくさんの虫が集まっています。草花に詳しい人に聞くと、たぶんこれはニラの花ではないかとのことでした。ちょっと驚くほどの蝶や蜂の数だったので、よほど甘い蜜を出しているのでしょうか。

梅雨明けからずっと降らなかった雨が、夕方頃から降る日が続くようになりました。秋の収穫時期ではなくて、もっと早くに降ってくれたら、もっともっと恵みの雨だったのに。と思うのは人間のわがままなのでしょうね。

朝晩が涼しくなってきました。これからますます、秋の気配が色濃くなる松之山です。

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