市民参加型調査・里山保全プログラム
キョロロの学芸員、研究員と市民が一緒になって行う調査イベントです。十日町市の動植物相やその生態、それらの活用方法の開発などの研究を行います。地域の生物多様性の基礎情報の収集・蓄積に役立つと同時に、身近な自然に対する市民の興味関心や理解の向上にも繋がっています。
地域の野鳥を調べよう
定例探鳥会
60年以上の地域の野鳥を見守ってきた「松之山野鳥愛護会」との共催調査イベント。愛護会のメンバーと共に、キョロロの森や水辺、人里に生息する野鳥を観察・調査します。地域の生物多様性を示す指標ともいわれている野鳥たち。野鳥の宝庫と呼ばれる十日町市松之山に一年を通じてどんな野鳥が現れるのか、その変化を記録して地域の野鳥の保全を考えます。
【日 程】毎月第四土曜日(通年)
【時 間】開催月によって異なります
2025年度の予定 | |||
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4月26日 | 05:00~08:00 | 10月25日 | 06:00~09:00 |
5月24日 | 04:30~07:30 | 11月22日 | 06:30~09:30 |
6月28日 | 04:30~07:30 | 12月27日 | 08:30~11:30 |
7月26日 | 04:30~07:30 | 1月24日 | 08:30~11:30 |
8月23日 | 05:00~08:00 | 2月28日 | 08:30~11:30 |
9月27日 | 05:30~08:30 | 3月28日 | 05:30~08:30 |
【定 員】なし
【体験料】無料
【入館料】不要
【集 合】「森の学校」キョロロ駐車場
【申 込】お申込み不要(当日、現地にお集まりください)

地域の野鳥大調査
松之山探鳥会
野鳥集会
『松之山探鳥会』は60年以上の伝統あるバードウォッチングの会です。野鳥の繁殖の最盛期である初夏の早朝に、地域の野鳥保護団体である「松之山野鳥愛護会」と共に地域の野鳥相を調査してみましょう。前日には地域の野鳥に関する講演会・勉強会である野鳥集会も開催します。
<<松之山探鳥会>>
【日 程】2025年6月1日(日)
【時 間】4:30~7:30
【集 合】「森の学校」キョロロ駐車場
【体験料】高校生以上500円、中学生以下無料
<<野鳥集会>>
【日 程】松之山探鳥会の前日
【時 間】13:30~15:00
【集 合】松之山自然休養村センター(松之山公民館)
【体験料】無料
<<共通>>
【定 員】なし
【入館料】不要
【申 込】お申込み不要(当日、現地にお集まりください)


学校で鳥探し
こども探鳥会
こども探鳥会は、主に小中学校の児童生徒を対象とした子ども向けの野鳥に親しむ探鳥会です。松之山野鳥愛護会、小中一貫校まつのやま学園、「森の学校」キョロロが協力して毎月開催しています。まつのやま学園の児童生徒に限らず、どなたでもご参加いただけます。
【日 程】主に第二土曜日(4月~11月)
【時 間】8:00~9:30
2025年度の予定 | |||
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4月12日 | 08:00~09:30 | 10月11日 | 08:00~09:30 |
5月10日 | 08:00~09:30 | 11月8日 | 08:00~09:30 |
6月14日 | 08:00~09:30 | ||
7月12日 | 08:00~09:30 | ||
8月9日 | 08:00~09:30 | ||
9月13日 | 08:00~09:30 |
【定 員】なし
【体験料】無料
【入館料】不要
【集 合】小中一貫校まつのやま学園
【申 込】お申込み不要(当日、現地にお集まりください)
季節の花を楽しもう
花ごよみしらべ
森の中や林縁、水田、道端など里山には大小さまざまな花々が季節を変えて咲いています。季節の花々を探しながら散策する「花ごよみしらべ」を春から晩秋まで毎月開催しています。咲く花々を観察しながら、一緒に楽しく里山を歩いてみましょう!
【日 程】主に第一土曜日(4月~11月)
【時 間】13:30~16:00
【定 員】20名
【体験料】無料
【入館料】不要
【申 込】お電話またはイベント予約申込フォーム
ドコにでもいてダレも知らない?
アザミウマしらべ
「アザミウマ」という名前からどんな生き物なのかを想像するのは難しいのではないでしょうか。微小なこの昆虫は植物の花の中や葉の上、土壌中などの様々な場所に生息し、時に農業害虫として被害をもたらすこともあります。ユーモラスな顔をしたこの昆虫を研究員と一緒に探してみよう!マニアックな技術を使うちょっと難しい調査です。
【日 程】主に第三土曜日(5月~11月)
【時 間】13:30~16:00
【定 員】10名
【体験料】無料
【入館料】不要
【申 込】お電話またはイベント予約申込フォーム

マニアックな植物の魅力
スゲしらべ
細長い葉と地味な花を備えたスゲの仲間はどれも似通った形をしており同定が難しい植物です。菅笠(スゲボウシ)や蓑の材料にもなるスゲは里山の伝統的な暮らしに無くてはならない植物でもあります。キョロロの学芸員と一緒に水辺や道端に生える、身近で多様なスゲを調べてみよう!
【日 程】5月中旬
【時 間】13:30~16:00
【定 員】15名
【体験料】無料
【入館料】不要
【申 込】お電話またはイベント予約申込フォーム

生態系をつなぐ糸
クモしらべ
ちょっとグロテスクなイメージのあるクモ。農業害虫の抑制や環境の指標として有益であるとされているクモは森、草原、水辺、屋内といった身の回りの様々な場所に生息している身近な虫です。特に里山のような多様な環境が含まれている場所には多種多様なクモが生息していると言われています。豪雪地の里山というユニークな場所でどんなクモが生息しているのかを調査します。
【日 程】主に第二土曜日(4月~12月)
【時 間】13:30~16:00
【定 員】10名
【体験料】無料
【入館料】不要
【申 込】お電話またはイベント予約申込フォーム

雪上の生物多様性を見つけよう
雪虫しらべ
雪の上には虫がいないと思われるかもしれませんが、よく目を凝らすと雪の上で生きている多様な「雪虫」が観察できます。江戸時代に書かれた鈴木牧之の「北越雪譜」の中にも「雪蛆」として登場する雪虫。十日町市の里山にいつどんな雪虫が現れるのかはあまりよくわかっていませんでした。これまで本イベントやキョロロの調査研究により約60種ほどが確認されています。昆虫専門の研究員と一緒に雪虫達のくらしを調べてみませんか?
【日 程】主に第二土曜日(12月~3月)
【時 間】10:00~12:00
【定 員】10名
【体験料】無料
【入館料】不要
【申 込】お電話またはイベント予約申込フォーム

みんなで守る里山の生物多様性
里山の生き物サポーターズ
生き物いっぱいのキョロロの森は、環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山」に選定されています。里山は人が管理し続けてきたことで成立してきた場所であり、多様な生き物が生息するキョロロの森を未来に残すには、定期的な管理を欠かすことができません。水辺のかいぼり、林の間伐、外来種の駆除などの里山管理活動を通じて、一緒に自然豊かなキョロロの森をまもりましょう!
開催日程によって実施する活動が変わります。詳細はキョロロHPのトップページでお知らせします。
【日 程】主に第四土曜日(3月~11月)
【時 間】10:00~12:00
【定 員】20名
【体験料】無料
【入館料】不要
【申 込】お電話またはイベント予約申込フォーム
