【出張自然観察会② in まつだい「農舞台」フィールドミュージアム(7/5)】100年後の市民に伝えたい!十日町市の自慢の自然探し

【出張自然観察会 in まつだい「農舞台」フィールドミュージアム】100年後の市民に伝えたい!十日町市の自慢の自然探し
7/5(日)まつだい「農舞台」フィールドミュージアムを会場に、出張自然観察会「100年後の市民に伝えたい!十日町市の自慢の自然探し」を開催します。
学芸員らと一緒に身近な自然を観察し、2026年の十日町市の自然の“今”を、100年後の市民へ残す資料として記録する観察会です(博物館登録記念事業)。

参加者の皆さんには見つけた植物や昆虫などについて、標本ラベルと、未来の市民へ向けたメッセージを書いていただきます。
博物館には、資料を集め、調べ、守り、未来へ伝える役割があります。今回は、その大切な仕事に市民の皆さんにも参加していただく特別企画です。

100年後の誰かが、2026年の十日町市を知る手がかりになるかもしれません。
未来へ残す、十日町市の「今」を、みんなで楽しく記録してみませんか?

【今後の開催日・会場】
●7月5日(日)13:30~15:30
まつだい「農舞台」フィールドミュージアム周辺
※協力:NPO法人越後妻有里山協働機構

●9月6日(日)13:30~15:30
清津川フレッシュパーク周辺

●9月23日(日)13:30~15:30
笹山縄文広場周辺

【定員】各回30名(申込開始は各回1か月前から)
【参加費】無料
参加お申込みはお電話または以下のフォームから!
キョロロイベント予約申込フォーム

採集した資料は、後日キョロロスタッフが標本化し、キョロロで保管・展示予定です。

【過去の開催報告】
●5月10日(日)十日町市博物館TOPPAKU周辺(郷土植物園・緑道)


ご家族での参加も大歓迎です。
未来へつなぐ自然探しに、ぜひご参加ください!

5月の定例探鳥会の報告と6月のこども探鳥会のご案内

(文・写真:松之山野鳥愛護会)
5月の定例探鳥会の報告

令和8年5月23日(土)4:30~7:30、開始時気温12℃。天気曇りのち晴れ、確認種数38種、参加人数 大人20人、小学生1人

開始時の気温は12度、開始時は曇りでしたが後に晴れました。ホトトギスがけたたましく鳴く中、ウグイスやホオジロの囀りが響き渡っていました。森の中に入るとキビタキの囀りのシャワー、ノジコの囀り、など多くの野鳥の囀りや姿を確認できました。確認種も38種ととても多かったです。鳥たちの繁殖活動が本格的になってきていました。

観察できた野鳥 38種

オシドリ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ホトトギス、ツツドリ、コチドリ、サシバ、アカショウビン、ヤマセミ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、サンコウチョウ、チゴモズ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、オオムシクイ、カワガラス、クロツグミ、キビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ

キョロロの森は開館時間の利用に限定されています。松之山野鳥愛護会またはキョロロが主催する探鳥会を除き、時間外に許可なく立ち入りはできません。
また、地域内でも来訪者による野鳥観察が原因となって、地元とのトラブルが発生しています。
掲示されている看板の内容に従っていただくとともに、ルール・マナーの順守徹底をお願いいたします。

当日観察された野鳥


カルガモ


サシバ


ノジコ


ホオジロ

探鳥会の様子


探鳥会の様子

令和8年(2026年)6月のこども探鳥会のご案内

小中学生向けの探鳥会、「こども探鳥会」を開催いたします。主に地域の小中学生が対象ですが、どなたでも参加できます。小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。事前申し込みは必要ありません。

【日 時】令和8年6月13日(土)午前8時から9時30分まで
【集 合】まつのやま学園駐車場(雨天の場合は、まつのやま学園のピロティ)
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。

最近撮影された野鳥


サシバ


コチドリ


オシドリ


コサメビタキ


オオアカゲラ


オオアカゲラの雌雄?

【自然を科学的に探究!】高校生のフィールドワーク

現在、多くの学校が授業や実習でキョロロを訪れており、里山の自然を舞台とした体験的な学びのシーズンを迎えています。
6月8日(月)、長野県飯山高等学校探究科1年生の皆さんが、「科学的な調査研究の方法」を学ぶことを目的としたフィールドワーク(野外調査)のため、キョロロを訪れました。
飯山高校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、探究科では科学的思考力や国際性を育むことを重視した教育が行われています。
飯山高校の皆さんによるキョロロでの学習活動は今年で10年目を迎えます。当日は野鳥班、ブナ林班、土壌動物班の3テーマ・4班に分かれ、キョロロの学芸スタッフや地域の自然観察インストラクターのサポートのもと、キョロロ周辺の里山で野外調査を行いました。


野鳥班は、キョロロの森の周辺を一定時間かけて歩きながら、環境ごとに確認された野鳥の種類や個体数を記録し、生息密度の推定に挑戦しました。
ブナ林班は、観光利用されているブナ林「美人林」において、人が多く訪れる地点とほとんど訪れない地点を比較し、林床に生育する植物の種類や土壌の硬さ、落ち葉の粉砕の程度などを調査しました。その結果から、美人林におけるオーバーユース(利用過多)の影響について考察しました。

土壌動物班は、同じく人の出入りの頻度が異なる美人林内の2地点で、土壌中に生息する小さな生き物たちを土壌ごと採集し、その後室内へ持ち帰ってルーペや顕微鏡を用いて観察し、種類や個体数を調べて地点間の違いを比較しました。

午後は、午前中の野外調査で得られたデータを整理し、班ごとに結果をまとめました。平均値や分散の算出、グラフの作成などを行い、調査結果を客観的に分析し、科学的にまとめる手法について学びました。


今回の体験が、自然を科学的な視点で捉え、自ら調べ、考えることの大切さや面白さを実感するきっかけになれば嬉しく思います。