生物多様性保全活動
十日町市松之山地域には、美しい里山の自然と伝統的な文化が今も色濃く残る地域です。キョロロはこの貴重な里山の自然と文化を後世に伝えるために、様々な里山保全活動を行っています。
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絶滅危惧種の保護活動
地域の自然保護団体と協力しながら、ブッポウソウやアカショウビンといった絶滅危惧種の保全活動を実施しています。
▲ 巣箱設置や繁殖調査を通じた野鳥の保全活動
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森づくり活動
地域産のブナの種子や山採り苗を用いた
ブナ林再生活動を行っています。▲ 松之山産のブナを用いたブナ林再生活動
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棚田再生活動
休耕田を再生したキョロロでは「安全でおいしいお米づくり」と「生き物いっぱいの棚田の景色」を目指して、放棄水田を復活させた伝統的農法でのお米作りを行っています。また、放棄水田を再生したビオトープを管理し、水生生物の保全や体験イベントの場としても活用しています。
▲ 伝統的な棚田のお米づくりをイベントとして開催
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文化の多様性の保全
〜伝統行事の復活と継承〜少子高齢化や過疎化、近年の生活様式の変化などによって失われ、忘れられつつあった地域の伝統祭事を、地域住民の協力を仰ぎながらイベントとして復活し里山の文化を継承しています。
▲ 山仕事の無事を祈る伝統魚時「十二講」