Archive for the '④キョロロ雑記' Category

「森の学校」キョロロが【登録博物館】に登録されました

日曜日, 4月 19th, 2026

「森の学校」キョロロは、令和8年3月5日付で博物館法に基づく「登録博物館」に新規登録されました。

【登録館名】十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ
【登録種別】登録博物館(館種:科学)
【登録年月日】令和8年3月5日
【登録番号】新潟県 第36号
【登録の経緯と今後の取り組み】
これまでキョロロは博物館法に基づく登録や指定を受けておらず、法制度上は博物館として位置づけられていない「博物館類似施設」として活動してきました。令和5年の改正博物館法施行による新たな博物館登録制度のもと、令和8年3月5日付で「登録博物館」に新規登録されました。里山の生物多様性をテーマとした調査研究や教育普及活動をさらに発展させ、地域の学びと文化観光の拠点としての機能強化を一層図ってまいります。

▲登録博物館認定証

【登録記念事業】
①【出張型自然観察会】100年後の市民に伝えたい!十日町市の自慢の自然探し
〈内容〉キョロロの学芸員たちと生き物を採集&記録する自然観察会です。参加者は、見つけた自然の特徴・生き物を対象に、「標本ラベル」と100年後にその標本を見る市民に向けた「メッセージ」を記入します。100年後の市民が2026年の十日町市を知るために、みんなで十日町市の「今」を楽しく記録していきませんか?ご参加お待ちしてます!
〈開催日&会場〉
・5月10日(日)13時30分~15時30分 会場:十日町市博物館TOPPAKU周辺(郷土植物園・緑道)
・7月5日(日)13時30分~15時30分 会場:まつだい「農舞台」フィールドミュージアム周辺 ※【協力】NPO法人越後妻有里山協働機構
・9月6日(日)13時30分~15時30分 会場:清津川フレッシュパーク周辺
・9月23日(日)13時30分~15時30分 会場:笹山縄文広場周辺
〈定員〉各回30名 ※申し込みは1カ月前から
〈参加費〉無料
※標本はキョロロで保管&展示予定です。標本化作業は、のちほどキョロロスタッフが行います。

※画像はイメージです

②【出張ミニ展示】里山探究キャラバン
〈内容〉キョロロや里山の自然を紹介するミニ展示が市内を回ります。
〈開催日&会場〉
・4月25日(土)~5月10日(日):十日町市博物館
※開催会場・日時は順次更新していきます。

※画像はイメージです

③【探究型ワークシート】キョロロを楽しむ100アクション
〈内容〉博物館はいろいろな楽しみ方ができる場所です。ワークシート「キョロロを楽しむ100のアクション」にチャレンジしよう!上記出張観察会やキョロロ館内で配布します。達成者にはプレゼントあり。

※画像はイメージです

【開催報告】モリアオガエルの池復活作戦①

土曜日, 4月 18th, 2026

4/18(土)に「モリアオガエルの池復活作戦」の初回を開催しました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

「モリアオガエルの池復活作戦」は、キョロロの自然観察会で長年活用してきた「モリアオガエルの池」で、アメリカザリガニの影響で劣化してしまった水草群落と、水辺の生態系を取り戻すための取り組みです。

作戦の詳細と今後のスケジュールについて詳しくは👉コチラ

初回の今日は、参加者の方6名+キョロロスタッフ5名で、波板と杭を使って池の中に保護区(サンクチュアリ)を設置する作業を行いました。
このサンクチュアリの中のザリガニを集中的に捕獲することで、水草が復活することを狙います。

池の中に波板を設置する班と、区域内のザリガニを捕る班の2班に分かれて、作業開始!

▲波板設置班。胴長を履いて池に入ります。水が冷たい!

▲ザリガニ捕獲班。タモ網を駆使してザリガニを探します。

▲大きいサイズのザリガニも。

 

作業の途中、

「もしこれでうまくいかなかったらどうするんですか?」

参加者の問いかけに、

「その時は、また別の手を考えます」

S学芸員の力強い言葉がありました。

 

豊かな水草群落と生き物たちが戻った未来の池の姿をイメージしながら、これからも試行錯誤を続けていきます。
ぜひ今後ともご協力をお願いします!

次回は5月16日(土)10:30~12:00です。
池の泥の中にまだ残っているであろう水草のタネ(埋土種子)を救出し、池の外で培養するための作業を行う予定です。

イベント詳細・参加お申込みは👉コチラ

▲おまけ。マツモムシ、クロゲンゴロウ、サワガニなどの生き物も観察できました!

芽吹きが進む美人林(2026.4.11)

土曜日, 4月 11th, 2026

今年はブナの開花年のため、例年よりも芽吹きが早く進行しています。
まだ薄い若葉は太陽を浴び、雪面からもレフ板効果で照らされ、森全体が輝いているかのようです。


▲入り口付近。残雪の中、ブナの芽吹きが進行しています。

残雪は多いところで30cmほどと、だいぶ少なくなってきました。
雪解けの早い個所では地面が顔を出しており、根元付近の雪が丸く解ける「根開け」も大きくなっています。

▲美人林の標柱も根開けしています。

▲根開け進行中です。

美人林の池には、この時期ならではの光景が広がります。
ブナの冬芽を覆っていた「芽鱗(がりん)」が池の水面を覆っています。

強い風が吹いたため、ブナの花も雪面に多く落下しています。

▲ブナの雄花

▲ブナの雌花と若葉

残雪とブナの新緑がセットで楽しめる季節です。
駐車場は除雪が行われ利用できるようになりました。

林内はまだ残雪がありますので、お気をつけて散策してください。