Archive for 2月, 2022

2月の定例探鳥会の報告

月曜日, 2月 28th, 2022

2月の定例探鳥会の報告

実施日 令和4年2月26日(土)午前8時30分から11時30分まで

参加者 大人9人、プロモーションビデオ作製クルー4名同行

快晴の朝、4mを超える大雪が開けた二日後の積雪3.5mの雪壁に遮られながらの探鳥会でした。

越道川では、カルガモとマガモに混じった1羽のカワアイサの雌を確認できました。久しぶりのカワアイサの姿に安心しました。川面ではカワガラスがしきりに潜水し採餌していたので、鳥の中でも早い繁殖活動に入っているものと思われました。

新しい発見としては、キバシリが複数で飛び交い、終始美しい囀りをしていました。ペアを作り始めたのか、追いかけっこもしていました。

その他に動物では、前回と同じ松口橋の下でイタチを確認したり、川向こうの三桶の急斜面にニホンカモシカ2頭を確認したりすることができました。

青空の元、春の訪れを感じさせる暖かい陽気の中の気持ちの良い探鳥会でした。

出現種 18種

アオサギ、マガモ、カルガモ、カワアイサ、ノスリ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キバシリ、カワガラス、ジョウビタキ、セグロセキレイ、マヒワ、カシラダカ

当日観察された鳥や探鳥会の様子をご紹介します。

アオサギ 樋口撮影

川面の雪の上で鳴くマガモ 樋口撮影

水面を泳ぐマガモ 加藤撮影

群れて泳ぐカルガモ 加藤撮影

カワアイサとカルガモが川面に積もった雪の上で休む 村山撮影

川面を泳ぐカワアイサの雌 樋口撮影

川面を泳ぐカワアイサの雌 加藤撮影

カケス 樋口撮影

食べ物を咥えたヤマガラ 樋口撮影

盛んに囀るヤマガラ 村山撮影

探鳥会中囀っていたキバシリ 加藤撮影

川面の雪上で休むカワガラス 樋口撮影

マヒワの群れ 樋口撮影

枝上で休むカシラダカ 村山撮影

急斜面で採餌する2頭のニホンカモシカ 村山撮影

移動し始めたニホンカモシカ 村山撮影

キョロロ駐車場に集まった参加者 樋口撮影

3.5mの雪壁に遮られながらの探鳥会 樋口撮影

排雪場は周りより高くなっているので観察しやすい。樋口撮影

【放送日が3/5へ変更】NHKスペシャル「新・映像詩 里山 新潟の棚田 豪雪と生きる」

金曜日, 2月 25th, 2022
NHKスペシャル「新・映像詩 里山 新潟の棚田 豪雪と生きる」の放送日が2月27日(日)から3月5日(土)へ変更となりました。

■金曜よる きらっと新潟「里山 いのち輝いて(再放送)」(新潟県内限定)
NHK新潟放送局 2月25日(金)19:30-19:57
※NHKスペシャル放送にあわせ、一部映像を使用して構成され昨年春に放送された番組の再放送です(県内限定放送)。前館長がご出演します。
https://www.nhk.jp/p/ts/Y6GJQ815NP/episode/te/PV13Q5RVZX/

■NHKスペシャル「新・映像詩 里山 新潟の棚田 豪雪と生きる」
NHK総合 3月5日(土)21:00-21:49 ※2月27日(日)からの変更になります。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/

■ワイルドライフ「新・映像詩 里山 新潟の棚田 豪雪と生きる」
NHK・BS 3月7日(月)20:00-20:59
https://www.nhk.jp/p/wildlife/ts/XQ57MQ59KW/

命あふれる世界には、自然の猛威を豊かな恵みに変える秘密が隠されていた。人と生きものたちの一年を斬新な映像詩で描く(HPより引用)。

2月の定例探鳥会のご案内

火曜日, 2月 22nd, 2022

2月の定例探鳥会のご案内です(松之山野鳥愛護会より)

日時 2022年2月26日(土)午前8時30分から11時30分まで
集合場所「森の学校」キョロロ駐車場
日程   午前8時30分から探鳥会
   終了後、鳥合わせ・情報交換
   午前11時30分ころ解散
定員 20名。現在県内在住者に限らせていただたいております。
申し込み 「森の学校」キョロロに前日までにお申し込みください。

新潟県内でも、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、まん延防止等重点措置が延長されていますので参加者を新潟県内在住者に限らせていただいています。

なお、参加される方は、体調(体温)管理、手指消毒、マスク着用、大声を出さない等をお願いします。

今冬最深積雪記録 342㎝
本日2月22日お昼頃、キョロロ付近で積雪が340㎝となり今冬最深積雪を記録しました。

現在大雪警報が出ていますが、26日の探鳥会のころには落ち着いてほしいものです。

放送案内
きらっと新潟 2月25日(金)午後7時30分から8時まで 新潟県限定放送 再放送
新・映像詩 里山の撮影映像の中から、良いとこ取りして棚田の生物多様性について放送されます。アカショウビンやブッポウソウの映像も放映されます。私も解説で出演しています。ぜひご覧ください。

2月27日(日)NHK総合で「新・映像詩 里山 (1)「新潟の棚田 豪雪と生きる」」が21:00から21:49まで放送されます。松之山で撮影された野鳥の美しい姿も登場します。

続いて、3月7日(月)NHKBSPのワイルドライフで、20:00から20:59まで、同じ番組名で約10分長い「新・映像詩 里山 (1)「新潟の棚田 豪雪と生きる」が放送されます。生き物をより多く取り上げた内容で放送されます。ぜひご覧ください。

さて、2月の雪深い豪雪地松之山ではどのような野鳥が観察されるでしょうか。

最近撮影された野鳥や獣などをご紹介します。

ノスリ 村山撮影

トビ カラスに追われています。 樋口撮影

アオゲラとオオアカゲラのメスが庭によく現れます。

オオアカゲラのメス 村山撮影

アオゲラのオス 村山撮影

ヤマガラ

シジュウカラ 村山撮影

エナガ 村山撮影

カケス 村山撮影

スズメ 樋口撮影

冬眠をしない動物は餌探しが大変のようです。でも、春を思わせるような陽気の日中、雪の中で日向ぼっこをしているキツネがいました。

キツネ 樋口撮影

こちらに気づき、起き上がり去っていきました。樋口撮影

テンも盛んに餌探しをしています。 村山撮影