Archive for the '①生き物だより' Category

WANTED!新種キョロロコケヒメガガンボを探せ!【2024年国際博物館の日記念事業】

土曜日, 4月 27th, 2024

【2024年国際博物館の日記念事業】
「森の学校」キョロロでは、国際博物館会議(ICOM)の制定する「国際博物館の日」(5月18日)記念事業として、2023年に新種記載された「キョロロコケヒメガガンボ」に関するイベント・講演会・ミニ展示を開催します。

<イベント・講演会>
①イベント「新種キョロロコケヒメガガンボを探せ!」
【日時】令和6年5月25日(土)午前10時30分~正午
【講師】加藤大智 博士(元キョロロ研究員)
【定員】20名 ※事前申込必要
【参加費】無料
【主催】「森の学校」キョロロ友の会
【内容】3個体の発見例のみの本種を、キョロロの森を会場に参加者と探索します。

②講演会「新種キョロロコケヒメガガンボ、発見秘話!」
【日時】令和6年5月25日(土)午後1時30分~2時30分
【講師】加藤大智 博士(元キョロロ研究員)
【定員】30名 ※要入館料(一般600円、中学生以下無料)
【その他】YouTubeライブによる配信予定。詳細は今後HPに掲載。

<ミニ展示>「キョロロの学びと研究」
会期:令和6年5月18日(土)~26日(日)
内容:2024年「国際博物館の日」のテーマは“Museums for Education and Research”「学びと研究のための博物館」です。 自然科学館としてキョロロがこれまでに実施してきた教育普及活動や研究活動について、標本やパネルで紹介します。


【友の会会員限定】「キョロロの森ゼミ(4月)」トノサマガエルの研究(まつのやま学園自然科学部8年生)

木曜日, 4月 25th, 2024

\友の会会員限定企画/
「キョロロの森ゼミ」は友の会会員の皆さんと季節の自然に関する情報交換やミニ講話などで、里山の生物多様性について楽しく気軽に学び語り合うざっくばらんな定例会です。2024年度第1回目(4/26)のテーマはまつのやま学園自然科学部の8年生による「トノサマガエルの研究」についてです。オタマジャクシの上陸と田んぼの中干しの関係、吸盤がないカエルと水路の形の関係などを発表していただきます。金曜の夜、お気軽にご参加ください。

【時間】18:30~19:30
【定員】20名程度(お申込み時に氏名・会員番号をお伝えください)
【主催】「森の学校」キョロロ友の会
※旧「モリノカタリバ」。今年度から名称が変わります。

第1回こども探鳥会のご報告

水曜日, 4月 24th, 2024

今年度最初のこども野鳥の会探鳥会を4/13(土)に開催しました。地域の小学校、まつのやま学園の児童をはじめとした小学生9名と松之山野鳥愛護会メンバーをはじめとした大人12名と地域内外の小学生9名の合計21名でまつのやま学園周辺の野鳥を観察しました。

【日 時】令和6年4月13日(土)午前8時から9時30分
【天 候】曇り
【参加者】大人:12名、小学生:9名

とても暖かい快晴の青い空の下での第1回こども探鳥会を開催しました。参加した子どもたちの地域は、新潟市、上越市、十日町市内からも参加いただき広域となっています。ちょうど校庭のサクラの開花日で、ハクモクレンも3分咲きとなっていました。

ホオジロが電線で盛んに囀り、ツバメも採餌にいそしんで飛び回っていました。ムクドリが人家の壁に集団で営巣している建物は、ムクドリの棲みかの優良物件となっています。
カシラダカの囀りが林の中から盛んに聞こえていました。今しばらくこの賑やかな声を聞くことができます。時々ゴジュウカラの高い声が遠くから響いていました。
今年も皆さんと楽しい野鳥観察を通して、自然のしくみの巧みさや美しさ、不思議さをたっぷりと味わっていきます。

【確認できた野鳥 27種】
カワウ、キジバト、コチドリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ゴジュウカラ、ムクドリ、スズメ、トラツグミ、キセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ

会員の小学5年生が撮影したアカゲラ

ハシボソガラス

ハシボソガラス

優良物件の家の壁に営巣するムクドリ

渓流の貴婦人とも呼ばれるキセキレイの雄

盛んに囀るホオジロ

こども探鳥会の開会式

探鳥会の様子

最後に観察した鳥のまとめ