Archive for the '①生き物だより' Category

【24種のさえずりズラリ】夏季企画展「聞きなせ!さとやま野鳥フェス」開幕

土曜日, 7月 18th, 2026
\どれから聞く!? 全24種のさえずりがズラリ/
7月18日(土)より野鳥のさえずりをテーマにした企画展「聞きなせ!さとやま野鳥フェス」が開幕しました。
野鳥の囀りには、「ホー、法華経!」のように人の言葉に置き換えて覚える「聞きなし」があります。本企画展では20種類以上の野鳥の囀りを実際に聞き、「聞きなし」の世界を楽しみながら、剥製や解説パネル、クイズなどを通して、里山に暮らす身近な野鳥の生態を楽しく学ぶことができる企画展です。

各剥製の前に設置してあるボタンを押すと、その野鳥のさえずりを聞くことができます。

その数20種類以上。館内に美しい野鳥のさえずりが響きます!

人里、水田、山林ごとに生息する野鳥について、さえずりの特徴や生態について紹介しているコーナーでは、24種の野鳥を紹介しています。
さえずりを聞いたら、ぜひ自分なりのオリジナル「聞きなし」を作ってみませんか?
「この野鳥のさえずり、私にはこう聞こえました!」をぜひ教えてくだい。ご参加いただいた方は、オリジナルシール(2枚入り)がゲットできるガチャを回せます。
野鳥トリビアコーナーでは、野鳥のおもしろさをクイズで紹介!
ワークシートと合わせて、野鳥の世界をぜひ探究してみてください。


こちらは、野鳥の体重を持って体験できるコーナー。
アオサギの体重はいかほどでしょうか?

実際に野鳥観察を模擬体験できるコーナーでは、単眼鏡を使って野外に設置してある野鳥パネルを探します!
3種類の野鳥をぜひ探してみてください。

フォトコーナーでは、「聞きなし」の吹き出しと一緒に撮影できます。
「キョロロロロロ~(アカショウビン)」、「Kiss Me♡(サシバ)」など、お気に入りの聞きなしとぜひ記念撮影してみてください。

【会期】2026年7月18日(土)から10月12日(月祝)まで
【休館日】毎週火曜日 ※8月11日(火)、9月22日(火)は開館


野鳥たちの声が響く夏フェスを、ぜひ聞きにきてください!
みなさまのご来館をお待ちしております。

【右巻き?左巻き?ネジバナの秘密】まつのやま学園自然科学部

木曜日, 7月 9th, 2026

\右巻き?左巻き?ネジバナの秘密/
7月9日のまつのやま学園自然科学部の活動は、この季節、公園や芝生の草地に咲く身近なランの仲間「ネジバナ」がテーマです。

ネジバナは、小さなピンク色の花がらせん状にねじれながら咲くのが特徴です。

このねじれには「右巻き」と「左巻き」があります。
今回の自然科学部では、まずキョロロ館前の草地で、右巻きと左巻きの割合を調べてみました。

最初に、「右巻きと左巻き、どちらが多いと思う?」と予想を立てます。
「半分ずつになるのでは?」

「北半球だから左巻きが多いのでは?」
理由とともに、右派・左派・半々派に分かれました。それでは、実際に調べてみましょう!



地面に這いつくばりながら、もくもくとネジバナの巻き方を調べます。
「右巻き、1!」「左巻き、2!」
そんな声が草地に響きます。

調べたのは全部で205本。
右巻きと左巻きの割合は1:1になることが多いとされていますが、今回の結果は、右巻き88本(約42.9%)、左巻き117本(約57.1%)となり、左巻きの方がやや多い結果となりました。
「どうして左巻きが多かったんだろう?」
結果をもとに、みんなでさまざまな仮説を考えてみました。

さらに観察を続けると、「このネジバナ、あまりねじれていない!」という新たな発見もあります。
これについても、ねじれの角度が「大きい/小さい」ことの理由について、みんなで考えてみました。

足元に広がる身近な自然には、生きものたちの不思議がたくさん隠れています。
今回はネジバナのねじれに着目し、観察・調査・考察を通して、里山の植物のおもしろさを探究しました。
皆さんも芝生や草地でネジバナを見つけたら、ぜひ右巻きか左巻きか、そしてどれくらいねじれているのか、じっくり観察してみてください!

【まつのやま学園自然科学部】
キョロロでは、まつのやま学園と連携し、キョロロを舞台に自然科学部の活動を展開しています。
週2~3回、放課後の1時間。里山の自然を自然科学の視点で探究し、楽しんでいます!

【まつのやま学園「雪里留学」】
キョロロの近くにある小中一貫・まつのやま学園では、里山の豊かな教育資源を活用した自然体験・生活体験に根ざした特色ある学習活動を展開しています。
子どもたちの「豊かに生きる力」を育むことを目指し、学区外・区域外からの就学制度「雪里留学」をスタート。雪里留学生として児童・生徒を広く募集・受け入れています。
1週間程度の「お試し就学」も可能で、自然環境を活かしたカリキュラムを体験できます。
キョロロでは、理科や総合的な学習の時間、緑の少年団活動、自然科学部、探鳥会などの教育活動を連携して展開しています。

6月の定例探鳥会の報告と7月のこども探鳥会のご案内

火曜日, 7月 7th, 2026

(文・写真:松之山野鳥愛護会)

6月の定例探鳥会の報告

令和8年6月27日(土)定例探鳥会 午前4時半から7時半まで、開始時気温18℃、天気小雨後曇り、確認種数34種、参加人数 大人15人

台風の影響を心配しましたが大雨にならず、小雨が降る中キビタキのシャワーで探鳥会が開始されました。

ホトトギス、ウグイス、ホオジロ、ヒヨドリの声が終始聞こえていました。サシバはヒナが巣立ち、幼鳥が親鳥に混じりいたるところで観察できました。サシバの成鳥の胸は横班であるのに対して、幼鳥は縦班です。電柱の先端や、杭の先端で獲物を探し、舞い降りて餌を捕獲していました。

アカショウビンやサンコウチョウの声も聞こえ、ヤマセミが越道川の水面を川下に飛びました。ネムノキに群がっていたシジュウカラとメジロが飛び去ると、そこにカワセミが飛来していました。

サンショウクイの声や姿を何回か確認できました。リュウキュウサンショウクイの繁殖地が南西諸島から太平洋側に沿って北上しているようです。関東地方では定着している可能性があるようですが、新潟県でもいずれ観察されるかもしれませんね。

今回の探鳥会では34種を確認することができました。やはり松之山は山の鳥が多いですね。

確認できた鳥 34種

オシドリ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、サシバ、アカショウビン、カワセミ、ヤマセミ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、サンコウチョウ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ

キョロロの森は開館時間の利用に限定されています。松之山野鳥愛護会またはキョロロが主催する探鳥会を除き、時間外に許可なく立ち入りはできません。
また、地域内でも来訪者による野鳥観察が原因となって、地元とのトラブルが発生しています。掲示されている看板の内容に従っていただくとともに、ルール・マナーの順守徹底をお願いいたします。

当日観察できた野鳥

アカゲラ

サシバ

探鳥会の様子


ノジコ


サシバ


カルガモ


オシドリ メス

令和8年(2026年)7月のこども探鳥会のご案内

小中学生向けの探鳥会、「こども探鳥会」を開催いたします。主に地域の小中学生が対象ですが、どなたでも参加できます。小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。事前申し込みは必要ありません。

【日 時】令和8年7月11日(土)午前8時から9時30分まで
【集 合】まつのやま学園駐車場(雨天の場合は、まつのやま学園のピロティ)
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。

最近観察された野鳥


非繁殖羽(エクリプス)に入りかけたオシドリのオス


カッコウ


カッコウ


キセキレイ


サシバ