Archive for the '①生き物だより' Category

バッタのジャンプ、タニシの大きさを測る-探求型自然体験イベント「キョロロ生物部」-

月曜日, 9月 28th, 2020

探求型自然体験イベント「キョロロ生物部」の8月と9月は「測る」をテーマに、8月はバッタのジャンプ、9月はタニシの大きさを測る探求活動を行いました。

第4回:バッタのジャンプ比べ(8月)
翅を使わないでバッタがどれだけジャンプできるのかを測りました。一番の長距離ジャンパーはハネナガイナゴでした。


第5回:タニシの大きさを測ってグラフにする(9月)
タニシのサイズを測って、大きさを棒グラフで表しました。
小さいサイズが多く、大きくなるにつれ少なくなる傾向があり、このグラフの形から将来を予想してみました。


<キョロロ生物部>
里山の生き物を「探究」するイベント『キョロロ生物部』。里山の生き物をテーマに、予想→調べる→結論という科学的な思考を毎回体験し、楽しく里山の生き物を調べます。科学の考え方を楽しく学ぶ体験を通じて、子どもたちの「探究する力」の育成を目指します。結論はみんな違ってみんな良し◎です。小学生以上を対象に、今年度は11月まで毎月第4土曜日に開催しています。生き物が好き、調べることが好き、地域の自然をもっと知りたい子どもたちのご参加をお待ちしています。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、野外のみで実施しています。

9月の定例探鳥会のご案内

木曜日, 9月 24th, 2020

9月26日に松之山野鳥愛護会との共催で9月の定例探鳥会を開催いたします。

【日時】2020年9月26日(土)5:30~8:30
【集合場所】キョロロ駐車場に午前5時30分までにお集まりください。
【定員】20名(事前申込制)
【その他】

〇早朝の探鳥会ですが、熱中症対策を忘れずにお願いします。

〇新型コロナウイルス感染拡大防止対応について

http://www.matsunoyama.com/kyororo/colonayobou/

〇参加される方は前日までにキョロロにお申し込みください。

秋の渡りの季節になりました。移動する野鳥の姿を見ることができるかもしれません。どんな鳥に出会えるか楽しみです。

8月22日の定例探鳥会で観察できた鳥 32種類

オシドリ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ハチクマ、トビ、サシバ、ノスリ、アカショウビン、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、カワガラス、キビタキ、スズメ、セグロセキレイ、イカル、ホオジロ

定例探鳥会で撮影された鳥

オシドリ オスのエクリプス(非生殖羽)

カルガモ 樋口撮影

ハチクマ 樋口撮影

サシバ 樋口撮影

ヤマガラ 樋口撮影

ヤブサメ 樋口撮影

エナガ 樋口撮影

メジロ 樋口撮影

探鳥会の様子

 

森のウインナーソーセージ⁉ ツチアケビ

水曜日, 8月 26th, 2020

松之山内の杉林で「ツチアケビ」という珍しいランの仲間の植物が見つかりました。



ツチアケビは葉を持たない植物で、光合成をせず地中の菌類からの養分供給に完全に依存して生育しています。このような植物は「菌従属栄養植物」と呼ばれ、ギンリョウソウもこの仲間になります。
暗い林床に生息し、ウインナーソーセージのように見える赤い液果(写真)をつけるのが特徴的です。
中には小さなタネがたくさん入っており、ヒヨドリなどの鳥が訪れ消費しその糞によりタネが散布されることが近年明らかになっています。

参考文献:Suetsugu K, Kawakita A, Kato M (2015) Avian seed dispersal in a mycoheterotrophic orchid Cyrtosia septentrionalis. Nature Plants,1: 15052.

ご案内いただいた地域の方からは、子どものころ「ツチアケビが生えている場所から虹が出る」と聞いた、という素敵な逸話もお聞きしました。