Archive for 6月, 2011

里山の生きものだより

火曜日, 6月 28th, 2011

梅雨の最中であるが、夏至が過ぎ、真夏が近づいている。

生きものはそれぞれ季節を反映し、活発に活動している。

タヌキの溜め糞に、コムラサキの雄と、ルリシジミのオスが吸汁に集まっていた。

全部で何頭だろう。

集まっていたのは、今年2化目のオスのみであった。

エゾアジサイが咲き始めていた。

飾り花の中央に花のつぼみがこれから咲くよとつぶやいている。

ウラギンヒョウモンが出始めた。この地方では多産する。

ウラギンヒョウモンの表は、まさにヒョウ柄である。

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撮影日:2011年6月28日

アカショウビンのさえずりを間近で聞く

日曜日, 6月 26th, 2011

定例探鳥会があった。大雨警報が発令されていたが、雨は無く出かけた。埼玉県や燕市からの参加者もいて賑わった。途中で、寄り道をした。その時、遠くからアカショウビンの声が聞こえてきた。だんだん近づく。ほんの10m以内と思われるところで盛んに鳴くが姿をとらえることができなかった。また、サンコウチョウの声を聞くことができた。

管理道路脇で雨宿りをしていると、足下に鳥の卵の殻を発見する。ノジコではないかと思われる。どなたか鑑定をお願いします。

今日は夜のホタル観察会が中止になった。雨が上がっていたので調査すると、ゲンジボタルとヘイケボタルを確認できた。ホタルの季節が到来した。どれだけ出現してくれるであろうか楽しみである。

 

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撮影日:2011年6月25日

ムネアカオオアリの卵

日曜日, 6月 26th, 2011

最近、キョロロの館内に迷い込んでいたムネアカオオアリの女王アリをスタッフが見つけました。せっかくなのでタッパーで作った人工巣で飼育しています。

飼育開始から3日目の今日、卵が産まれているのが確認できました。

女王アリが大アゴで大事そうにくわえている黄色い塊が卵です。

はたして女王アリは無事に子ども達を育てることができるでしょうか?
飼育を続けてみたいと思います。