Archive for 5月, 2013

第57回松之山探鳥会は盛会のうちに終わりました。

月曜日, 5月 27th, 2013

第57回松之山探鳥会には大勢の参加者があり、大成功!

前夜の野鳥集会にも36名もの参加があり、会場は熱気に包まれました。

野鳥集会は、高橋稔十日町地域振興局健康福祉部長の挨拶で始まりました。

続いて松之山野鳥愛護会から、ブッポウソウ巣箱に掛けたライブカメラ映像の紹介がありました。
ブッポウソウのヒナがアオダイショウに飲み込まれるなどの衝撃的な映像や、ヘビが巣箱に入っているにもかかわらず、ヘビの上に乗りながら残ったヒナに餌をやる親鳥の献身的な姿など、自然界のしくみの厳しさを
改めて確認しました。

アオダイショウに飲み込まれるブッポウソウのヒナ

渡辺央新潟県野鳥愛護会会長によるノジコの移動性についてお話しをいただきました。

お話しをされる渡辺央様

翌日の26日午前4時30分から探鳥会が行われました。排雪した雪山、巨峰キョロロ富士の前で開会式が行われました。参加者は総勢86名となり大変たくさんの方が集まりました。用意した軽食が足りなくなってしまいました。いただけなかった方には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びします。

探鳥会では、熱心に鳥の姿を見たり声を聞いたりしました。

最初から最後真キビタキの声が響き渡っていた探鳥会でした。サンショウクイもあちこちで、盛んに「ヒリリン ヒリリン」と囀りながら飛んでいました。

最後にどのような鳥が確認できたか鳥合わせをしました。三つのコースを合わせて45種類確認できました。講師の渡辺さんのお話では、山野の鳥の豊富さでは天下一品の場所であると太鼓判を押していただきました。

鳥合わせを行う高畑コースの皆さん

来年も、5月最終土日に行われますので、大勢の参加をお待ちしています。

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撮影日:2013年5月26日

美人林で学生実習

金曜日, 5月 24th, 2013

今年も、新潟大学農学部の2年生の皆さんが美人林で実習を行いました。
ブナ林がご専門の本間先生から、多雪地のブナ林の話を聞きながら、ブナ林の植物の観察も行いました。

熱心にメモをとる学生さん達です。
レポートの課題は、二次林である美人林の特徴、美人林が抱える課題、その課題解決のために何が必要か、という大変興味深いものです。
頭のまだ柔らかい学生さん達から、どんな答えが出てくるのか、とても楽しみです。

実習の最中にアオダイショウを見つけた学生さん。
臆することなく捕まえて、記念撮影をしていました!

さ来週は守門岳の方で、ブナの天然林を観察するそうです。
いろんなブナ林を見て、松之山のブナ林の特徴を感じてもらえればと思います。

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撮影日:2013年5月24日

可憐なイワウチワ

木曜日, 5月 23rd, 2013

火曜日に大厳寺高原周辺のブナ林に行ってきました。
まだ残雪が残るブナ林でしたが、雪の消えた林道沿いには、可憐なイワウチワがひっそりと咲いていました。
薄ピンクが綺麗ですね。花の中には、ブナの芽鱗が入っていました。

深坂峠方面を見ると、ブナの新緑がきれいで、まだ斜面には雪が残っていました。

イワウチワは咲き始めですので、この先も花が楽しめると思います。
こらから大厳寺高原へ行かれる方は、是非林道沿いの植物にも目を向けてみてくださいね。

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撮影日:2013年5月21日