【散策時ご注意ください】美人林の池の水が抜けました。
金曜日, 3月 24th, 2023現在、美人林の池の水が抜け、水が溜まっていない状態です。
堰堤の両端には立ち入り禁止のカラーコーンが設置されております。
散策の際は池や立ち入り禁止箇所に近寄らないよう十分ご注意ください。
復旧の目途は現在立っておりません。
▼2023年3月23日の様子
▼2023年3月20日の様子
現在、美人林の池の水が抜け、水が溜まっていない状態です。
堰堤の両端には立ち入り禁止のカラーコーンが設置されております。
散策の際は池や立ち入り禁止箇所に近寄らないよう十分ご注意ください。
復旧の目途は現在立っておりません。
▼2023年3月23日の様子
▼2023年3月20日の様子
松之山野鳥愛護会と「森の学校」キョロロの市民協働調査でもある3月の定例探鳥会をご案内します。
【日 時】 令和5年3月25日(土)午前5時30分〜
【集合地】 「森の学校」キョロロ駐車場
【日 程】 午前5時30分 探鳥会開始
探鳥会に続いて、鳥合わせ・情報交換
8時30分 終了予定
【定 員】 無し
【コロナ対策】基本的な感染防止対策にご協力をお願いします。
【その他】 防寒対策をお願いします。
今月から早朝の時間帯になります。コースはキョロロの森を通って下川手集落内を抜けます。藪(雪面)が凍みる(凍る)と凍み渡りができます。気持ちの良い朝を鳥の声を聴きながら散策をしてみませんか。
キョロロ周辺では、ホオジロの囀りが聞こえるようになっています。また、アオサギが昨年の営巣地に戻ってきて賑やかに鳴きかわしています。
カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ヤマガラ、セグロセキレイなど身近な野鳥の動きが活発になってきました。
カラスも巣作りに勤しんできました。
間もなく夏鳥たちのUターンラッシュが始まります。
今シーズンも夏鳥の渡来日や冬鳥の最終確認日、珍鳥情報などの記録にご協力くださいますようお願いします。
最近の写真をご紹介します。
クマタカ 2月下旬 樋口撮影
オオアカゲラ 3月中旬 村山撮影
2月25日(土)に雪上に出現する不思議なムシ「雪虫」をテーマとした探究型自然体験のモニターツアーを実施しました。
オリジナル採集道具「吸虫管」づくり、雪虫の採集と観察・標本づくり、挑戦状ワークシートで館内見学など、雪虫をキーワードにした里山の生物多様性について、体験的に理解を深める内容です。
県内外から、たくさんの皆さんからご参加いただきました。
自己紹介や本日の流れの説明の後、さっそく「吸虫管」づくりからスタートです。
「吸虫管」は小さな昆虫専用の捕獲道具です。
今日のターゲット「雪虫」を採集する道具を自作しました。
その後、スノーシューを履いて野外で雪虫を探しました。今回はキョロロのすぐ隣のスギ林で探します。
淡雪がちらちらと降る雪景色の中、降雪中はなかなか雪虫を見つけるのは大変なのですが・・・
「あっ!いた!!」「こっちにもいた!」
幹の周りを探してみると、雪上にいる小さなムシたちが次々に見つかりました!
ここで先ほど自作した吸虫管の登場です!
管の先端を雪虫に近づけ、もう一方の管を吸うと、次々に小さな雪虫が管に入ってきます。
クモの仲間、トビムシの仲間、いろいろいそうです。
捕獲した雪虫を室内でじっくり観察します。
「足は6本ある!」「触角が長い」「これは足が8本だから・・・クモ⁉」
顕微鏡のモニターに映し出された雪虫たちが、どんな形をしているのか、どんな生き物の仲間なのかを調べていきます。
観察した雪虫を標本にすることが今回のゴールの一つ。
小さな雪虫を標本にするのはなかなか難しいのですが、みなさんピンセットや針などを上手に使いながら標本を作っていきます。
また科学的価値もった標本を残すために、ラベルに採集地・採集日・採集者などをしっかり記入し標本につけました。
今回採集した雪虫は、研究員がその後同定作業を進め、国際的な標本データベースへの登録も行います。
ワークシートをもとに、雪虫の特徴を探り、また「なぜ、雪虫は雪上に現れるのか?」について、各々考えてみました。
エサを食べるため、体温を温めるため、など子どもたちはいろいろなアイデアを考え、発表してくれました。
最後は挑戦状ワークシートをもって館内見学もお楽しみいただきました。
今回の探究体験にはキョロロの4名の学芸スタッフがサポートしながら進行しました。
スノーリッチな里山に現れる謎のムシ「雪虫」をテーマに、自然科学館で里山の多様性を体験的に探究しました。
雪が降る地域・季節ならではの体験として、雪虫をテーマとした体験を引き続き開催していきたいと思います。
ご参加いただいた皆様大変ありがとうございました。