Archive for 5月, 2022

【オタマジャクシの特徴を探ろう】-探求型自然体験「キョロロ生物部」②-

金曜日, 5月 27th, 2022

\オタマジャクシの特徴を探ろう!/
里山の自然や生物を探求する「キョロロ生物部」。5月のテーマは「オタマジャクシの特徴を探ろう」です。田んぼやため池ではちょうどオタマジャクシが大きく成長してきました。オタマジャクシにはどんな特徴があるのかを調べました。

STEP1の予想では、成体(カエル)と幼体(オタマジャクシ)の違い・同じ特徴を考えて発表し合いました。暮らす場所が違う(陸地・水中)、鳴く・鳴かない、食べるものが違うなど、成体と幼体で違うところ、同じところを考え共有します。

その後実際にため池や田んぼでオタマジャクシを採集します。
ため池やキョロロ田んぼの「江」で複数種のオタマジャクシを採集することができました。
今回はヤマアカガエル、ニホンアカガエル、ツチガエルが主に観察できました。
オタマジャクシは元気いっぱい!網の中でビチビチと跳ねていました。


採集したオタマジャクシを室内で観察します。
虫メガネや顕微鏡などを使い、上から、下から、側面からオタマジャクシの特徴を丁寧に調べました。



オタマジャクシにはどんな特徴があったかをまとめ、参加者の皆さんからは色・形・動きの様々な特徴を発表してもらいました。
内臓が透けて見えたり、しっぽに模様があったり、口に歯があったりと、よく観察することでオタマジャクシの持つ特徴が浮き彫りになります。


「何でオタマジャクシにはこんな特徴があるのだろう?」子どもたちは自分なりの考えをいろいろ発表してくれました。
キョロロ生物部では、予想→調べる→考察するという科学的な思考を毎回体験し、自分なりの考えでなぜ?に答えてみることに挑戦していきます。結論はみんな違ってみんな良し◎です。

来月は6月19日(日)の開催です。次回も楽しく自然を探求しよう!

\調べるって、楽しい!/
「キョロロ生物部」は里山の生き物をテーマに、予想→調べる→考察するという科学的な思考を毎回体験し、楽しく里山の生き物を調べます。科学の考え方を楽しく学ぶ体験を通じて、子どもたちの「探究する力」の育成を目指すイベントです。結論はみんな違ってみんな良し◎です。今年度は4月からスタートし、「観察する」「数える」「比べる」などをテーマに、自分たちの手で里山の生き物を調べ、探求します。生き物が好き、調べることが好き、地域の自然をもっと知りたい子どもたちのご参加をお待ちしています。

5月定例探鳥会と第66回松之山大探鳥会のご案内

水曜日, 5月 25th, 2022

今週末の28から29日にかけて、5月定例探鳥会と、66回目を迎える伝統ある松之山探鳥会及び野鳥集会を開催します。今年もサシバ、キビタキ、オオルリ、ブッポウソウ、アカショウビンなどの夏鳥が松之山に渡ってきました。野鳥の囀りのシャワーを浴びながら、バードウォッチングで雪里のひんやりとした朝のひとときを楽しんでみませんか。

 

Ⅰ 5月定例探鳥会

【日時】令和4年5月28日(土)午前4時30分〜7時30分
【集合】「森の学校」キョロロ駐車場
【探鳥コース】キョロロの森(バードピア須山)から光間を通り、松口地内約3㌔を探鳥します。
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。翌29日の松之山大探鳥会の下見を兼ねて行います。
【定員】20名

 

Ⅱ 第66回松之山大探鳥会

〇野鳥集会
【日時】令和4年5月28日(土)午後7時~9時
【会場】松之山公民館(松之山自然休養村センター)2階
【内容】
発表「2020ブッポウソウの巣箱営巣記録」村山祐一
「松之山の野鳥」松之山野鳥愛護会会員
講演「雪国・上越の鳥」上越鳥の会 曽我茂樹氏
【定員】40名

〇第66回松之山探鳥会
【日時】令和4年5月29日(日)午前4時30分~7時30分
【集合場所】「森の学校」キョロロ
【探鳥コース】※お好きなコースを現地でお選びください。
・美人林高畑コース
・バードピア須山(キョロロの森)コース
・越道川コース
【講師・案内役】
曽我茂樹氏(上越鳥の会会員)、松之山野鳥愛護会会員
【定員】60名

※野鳥集会、松之山大探鳥会について
【参加費】無料 ※小雨決行のため雨具をご用意ください。
【その他】資料提供:松之山野鳥愛護会機関誌「あかしょうびん」と「探鳥のしおり」を各300円で提供します。

※野鳥集会、松之山大探鳥会、定例探鳥会はいずれも「森の学校」キョロロへの事前申込制です。それぞれ定員があります。また、コロナ感染拡大防止策としてマスク着用、手指消毒、密を避ける、大声を出さない等をお願いします。

 

今年の夏鳥情報

すでに飛来している夏鳥は、ミゾゴイ、ホトトギス、ツツドリ、コチドリ、サシバ、アカショウビン、ブッポウソウ、サンショウクイ、チゴモズ、ツバメ、イワツバメ、ヤブサメ、オオヨシキリ、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、ノジコなどです。

最近撮影された野鳥

オシドリ 樋口撮影

コチドリ 樋口撮影

サシバ 村山撮影

モズ 樋口撮影

オオヨシキリ 樋口撮影

キビタキ 樋口撮影

生き物いっぱいの田んぼで田植え2022のご案内

月曜日, 5月 23rd, 2022

\田植えイベントのご案内/
オタマジャクシやメダカ、イモリ、水生昆虫など、キョロロの田んぼではイネと一緒にいろんな生き物が育ちます。
キョロロの田んぼでは、「里山の生き物サポーターズ」で『江』をつくり水生生物も暮らしやすい田んぼの環境整備を進めています。
里山の農業と生物多様性との関係を、お米づくり体験を通してぜひ肌で感じてみてください。参加者の皆様には収穫したお米をプレゼントいたします♪

【日時】2022年6月5日(日)13:00~15:00
【体験料】500円(友の会会員:高校生以上200円、小中学生100円)※別途入館料必要
【定員】20名
【その他】新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環としてマスク着用でご参加ください。こまめな水分補給や着帽など熱中症対策もお願いいたします。

昨年の様子
http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/?p=6783