キハダの実にツグミ、シロハラ群れる
月曜日, 12月 27th, 202112月定例探鳥会の報告
実施日 令和3年12月25日(土)午前8時30分から11時30分まで
今冬初めてキハダの実に群れるツグミの仲間のツグミとシロハラを観察しました。隣り合うスギとの間を行き来しながら、しきりと実をついばんでいました。食べきれないほどの実がたわわに成っています。きっとお腹いっぱいに食べたに違いありません。でも、鳥は食べ溜めはできないので、食べ続けなければいけませんね。
さて、探鳥スポットの越道川ではマガモ、カルガモなどの水鳥を観察し、川原や周辺の水田ではノスリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カワガラスなど、また、スギ林などの林縁では70羽近くの大群で飛ぶマヒワなどを観察しました。
また、野鳥以外の観察も楽しかったです。
光間集落へ向かう途中、道路の前方を歩くキツネを見つけました。一瞬振り返って目を合わせましたがすぐに歩き出しました。
木々の枝には季節のものをいろいろと見られます。野鳥の餌となるウルシの実や、ヤママユガの繭、ツルウメモドキの赤い実が見られました。雪の上を歩くクモガタガガンボなどの雪虫も見られました。
自然観察も含め楽しい探鳥会になりました。
今後も、定例探鳥会は、毎月第4土曜日に実施します。次回は1月22日で、参加を希望される方は、「森の学校」キョロロに前日までにお申し込みください。
12月25日定例探鳥会で確認した野鳥 20種
マガモ.カルガモ、カワウ、アオサギ、オオダイサギ(ダイサギの亜種)、ノスリ、アオゲラ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ミソサザイ、カワガラス、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、マヒワ、イカル 青字:冬鳥
探鳥会で撮影された野鳥
マガモの番 樋口撮影
カルガモの番 樋口撮影
アオサギ 村山撮影
オオダイサギ(ダイサギの亜種) 森撮影
松の梢に止まるオオダイサギ(ダイサギの亜種) 村山撮影
降りしきる雪の中の電柱にじっと佇むノスリ 樋口撮影
餌をしきりに探すアカゲラ 樋口撮影
しばし辺りの様子をうかがうアカゲラ 村山撮影
キハダの実に群れるツグミの仲間に入って来たアオゲラ 森撮影
しきりにキハダの実をついばむツグミ 樋口撮影
キハダの実を咥えたツグミ 森撮影
ツグミ 村山撮影
キハダの実に群れるツグミとシロハラ 樋口撮影
キハダの実に集まるシロハラ 村山撮影
キハダの実を食べるシロハラ 村山撮影
シロハラ 森撮影
70羽近くの群れで飛ぶマヒワ 森撮影
路上を歩くキツネ 樋口撮影
多くの野鳥の餌になるウルシの実 村山撮影
緑がかったヤママユガの繭 中には抜け殻が入っていました。 村山撮影
赤い実が奇麗なツルウメモドキ 乾くと中の黄色い種が見えてきます。 村山撮影
雪の上を歩くクモガタガガンボ この季節に繁殖するそうです。村山撮影
探鳥会の様子 樋口撮影