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早春の花と訪花昆虫

日曜日, 4月 21st, 2019

キョロロの森では雪が融けて地面が覗き始めた場所で様々な花が咲き始めています。そうした花々にはハチやアブなどの昆虫も訪れています。可愛らしい春の花とそこにやって来る昆虫を拡大して観察してみました!
春の花の代表格の一つ、カタクリ。その花粉は何だかお米みたいな形をしています。
カタクリ
カタクリの花


カタクリ_20190418001_02
カタクリの花粉

フキの花(フキノトウ)にはハエやハチなどの様々な昆虫が集まります。花の中には体長数ミリしかない甲虫も来ていました。花粉を食べているようでしたが、あまりに小さいため種類は分かりませんでした(恐らくハネカクシかゴミムシダマシの仲間だと思われます)。
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フキの雄株とハエ仲間

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フキの雄株の柱頭と花粉を食べているコウチュウの仲間

ヤナギの仲間の花は地味ですが、フキと同じくらい様々な昆虫が集まります。花蜜は花の奥にあるため、訪れた昆虫は体中を花粉まみれにしていました。
オオキツネヤナギ+コハナバチ類sp_20190413
オオキツネヤナギの花とハナバチの仲間

クロヤマアリ+オオキツネヤナギ_20190418001_01
花蜜を舐めるクロヤマアリ

早春のマスコット昆虫、ビロードツリアブは長い脚と口吻を利用してホバリングしながら吸蜜していました。そのおかげなのか、ヤナギの花蜜を吸っていてもあまり花粉は付いていない様です。

オオキツネヤナギの花蜜を吸うビロードツリアブ

キョロロの森ではこの他にもショウジョウバカマやスミレの仲間など、様々な春の花が咲き始めています。来週のゴールデンウィークが始まる頃にはより一層多くの植物が開花の時期を迎えることが期待できます。
開催中の企画展、「花ごよみ~里山の季節の彩~」でも今回紹介した花々を紹介しています。この機会にフィールド散策と展示を同時に味わってみてはいかがでしょうか。