7月定例会の報告と8月のこども探鳥会のご案内

(文・写真:松之山野鳥愛護会)

7月の定例探鳥会の報告

令和8年7月25日(土)4:30-7:30、開始時気温25℃、天気雨、時々曇り、参加人数 大人16人

 前線に伴う雨雲に覆われ、時々強く降るあいにくのお天気の中、探鳥会を実施しました。アブラゼミとヒグラシの大合唱の中スタートすると、サシバ、アカショウビン、ヒヨドリ、ウグイスの声が聞こえてきました。ハシボソガラスやハシブトガラスが頭上を飛び、メジロのかわいい声やキジバトの太い声が少し遠くから聞こえてきます。中盤、クロツグミの素晴らしい歌声を聞きながら進むと、オニグルミの木の幹でオオアカゲラが盛んにえさを探している姿に出会えました。近くにコロニーをつくったアオサギが、あちこちの杉の梢に止まっていました。アカショウビンの声が終始聞こえていて、松之山の野鳥を堪能できた探鳥会でした。

確認できた鳥 25種

オシドリ、キジバト、アオサギ、ホトトギス、サシバ、アカショウビン、カワセミ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、メジロ、オオヨシキリ、クロツグミ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ

キョロロの森は開館時間の利用に制限されています。松之山野鳥愛護会またはキョロロが主催する探鳥会を除き、時間外に許可なく立ち入ることはできません。

当日観察できた野鳥

アオサギ


オオアカゲラ


サシバ


ツバメのファミリー


探鳥会の様子


あいにくのお天気の中の探鳥会

令和8年(2026年)8月のこども探鳥会のご案内

小・中学生を対象とした「こども探鳥会」の開催をご案内します。主に地域の小・中学生が対象ですが、どなたでも参加できます。小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。事前申し込みは必要ありません。

【日時】令和8年8月8日(土)午前8時から9時30分まで
【集合】まつのやま学園駐車場(雨天の場合は、まつのやま学園のピロティ)
【その他】探鳥後、鳥合わせをして終わります。

最近観察された野鳥


サシバの幼鳥


サシバの幼鳥


サシバの幼鳥


ブルーベリーの実を食べるヒヨドリ


アオゲラのメス

8/29(土)開催【第16回つまり市民里山学会】里山の自然や文化の魅力を知り・伝える、私たちの活動

\里山の自然や文化の魅力を知り・伝える、私たちの活動/
【第16回つまり市民里山学会】つまり市民里山学会は、越後妻有(つまり)地域の里山の自然や文化をテーマに、地域住民が主役となった調査研究、教育・普及、実践活動を行った成果を発信する発表会です。
今回は、地域の生物の分布記録情報の収集に貢献する博物館の役割、十日町市でも侵入が確認された外来種のチョウに関する報告、高校生と協働した市内の貴重な水辺の環境整備など、前半3題では里山の生物をテーマとした研究や実践活動を発表していただきます。さらに、後半2題は、松之山地域の民芸品「野鳥こけし」の継承と新たな取り組み、松代・松之山地域の伝承に登場する名刀の実在と大棟山美術博物館への寄贈についての発表となります。
越後妻有地域の自然や文化に関する多彩な構成で5つの発表が行われる予定です。

【日時】令和8年8月29日(土)午後1時30分~午後4時00分
【会場】十日町情報館 視聴覚ホール
【参加申込】予約不要・当日会場までお越しください(会場は100人程度まで受入可能)
【発表内容】※敬称略
発表1:「生物分布記録情報のハブとしての博物館」坂上翼(「森の学校」キョロロ)
発表2:「生息域拡大中!外来蝶アカボシゴマダラ 栄村・津南町十日町市で確認」涌井泰二(津南町自然に親しむ会/元栄村希少動植物調査員)
発表3:「高校ボランティアと協働した市指定天然記念物「鶴沼池」の環境整備活動」小海雅秀※(里山わらび)・十日町高校生物部 ※発表者
発表4:「野鳥こけしの継承と新たな取り組み」福原なつき(十一屋商店)
発表5:「伝説の名刀「蛇切丸」は実在した!? 伝説のふるさと松之山で収蔵へ」福原諭祐(大棟山美術博物館)

チラシ(PDF)はこちらからダウンロードできます(約3.3M)。

越後妻有地域の自然や文化に関する多彩な発表が集まります。
皆さまのご参加お待ちしております!

【盛夏の里山の花々】8月の花ごよみしらべ

8月2日(土)に8月の花ごよみしらべを開催しました。
梅雨明け前のムシムシする薄曇りの天候の中、盛夏の里山で56種の植物の開花を確認しました!

▲ヤマユリ
花期の盛りは過ぎましたが、深い緑の中に白い大きな花が印象的です。

▲オオウバユリ
大きな花と葉、そして太い茎。数年かけて成長し、1度の開花で一生を終える「一回繁殖型多年生植物」と呼ばれる植物です。

▲リョウブ
今年はリョウブが例年になくたくさん花をつけています。

▲ウド
小さな花が球形に集まって咲きます。蜜を求めてアリやハチなどの訪花昆虫がさくさん集まっていました。

▲ヘクソカズラ

▲タケニグサ
3mほどの高さになり、花と種子と両方見られました。

▲ツノハシバミ
地域では「カシマメ」と呼ばれています。食べごろはまだ先のようです。

▲キンミズヒキ

▲ヒシ
ため池では一面をヒシが覆っています。広がる葉の付け根付近に白く小さな花をつけます。

▲チチタケ
まだ梅雨明け前のため、雨の日が続いていました。散策路沿いにはキノコが何種類か観察できました。写真は傷をつけると白い液がでる「チチタケ」です。

▲ヤマハギ
秋の花ヤマハギがすでに咲いていました。例年8月は開花植物の種数が減少する傾向にありますが、秋の花もちらほら見られ、例年より多くの開花植物を観察することができました


▲オオハンゴンソウ
特定外来生物に指定されている北アメリカ原産のキク科の植物です。
キョロロの森内でも生育している個所もあり、駆除活動を実施しています。
※【活動報告】増やさない!オオハンゴンソウ「里山の生き物サポーターズ
」👉コチラ

次回は9月5日(土)13:30~キョロロ周辺を会場に開催します。
夏の気配がのこる里山の花々をいっしょに観察しましょう!