【53種の初夏の花々を観察】6月の「花ごよみしらべ」
月曜日, 6月 9th, 20256月7日(土)に6月の「花ごよみしらべ」を開催しました。
気温が上昇し汗ばむくらいの気候でしたが、日陰や沢沿いをあるくと心地よい風も。
春に足元を彩っていた春植物はすでに結実し、里山は初夏の花々へと移り変わってきています。
初夏のキョロロの森で53種の開花した植物を観察することができました。
▲タニウツギ
里山の初夏を代表するウツギの仲間です。
▲ウワミズザクラ
訪花昆虫がしきりに訪れていました。
▲ミツバアケビ
この株はたくさんの花をつけており、秋が楽しみです。
▲レンゲツツジ
▲ウリハダカエデ
雪解けの遅いところではまだ花が咲いていましたが、既に種子(未熟)を付けている個体も多く見られました。
▲カキツバタ
湿地に咲く紫色の大きな花をつける植物です。ヨシが繁茂し近年減少しているようです。
▲チゴユリ
明るい林床に、下を向いた小さな可憐な花が咲きます。
▲ヒロハテンナンショウ
生長すると♂→♀に性転換する植物。この個体は♂でした。
▲ホオノキ
足元に気をとられがちですが、頭上にはホオノキの大きな花が咲いていました。
▲コマユミ
▲産卵したオオミズアオ(♀)
遅い雪解けの影響でトキワイカリソウなど早春の花も咲いているところもありましたが、季節は初夏の花々へ移り変わってきています。
次回は7月5日(土)です。皆様のご参加をお待ちしております!