風穴にはまだ雪が
水曜日, 8月 1st, 2012昨日、松之山自然友の会のイベントで、信越トレイルとその周辺の散策に参加してきました。
昨日は非常に暑かったのですが、標高が高いということもあり時より気持ちの良い風が吹いていました。
出会った生き物たちを簡単に紹介します。
林道わきにオニノヤガラが咲いていました。
葉緑素を持たないため光合成は行わず、ナラタケなどの菌と根っこで共生しているランの仲間です。
美人林の周辺でも、見ることができるそうです。
ヤマナメクジが交尾中でした。
外見からは想像できないようなきれいな青白い器官を出していました。
ちょうど花盛りで、深い青色をしたエゾアジサイを道すがら多数観察出来ました。
写真は薄い赤紫色をしたエゾアジサイです。
ミズナラの木にいたミヤマクワガタのペアです。
この周辺のミズナラは多くがナラ枯れの影響を受けており、幹にあいた穴からしみ出た樹液に訪れていました。
タマゴタケです。
最近まとまった雨が降っておらず森の中はカラカラでしたが、何種類かのキノコが顔を出していました。
津南町の山伏山にある風穴です。
なんと、まだ雪が残っていました!風穴内に入ると、クーラーがギンギンにきいた部屋に入ったかのように一気に肌寒く感じます。
温度を測ると11度!寒いはずです。
とても暑い中でしたが、来て良かった!という声ばかりで、みなさん夏のブナ林を満喫されていました。
※地震による災害復旧工事中の箇所がいくつかありますので、信越トレイルに行かれる方は工事個所の事前確認をしてください。
地図へのリンクはこちら
撮影日:2012年7月31日