キョロロでは雪がすっかり融けて、様々な生き物が活発に活動を始めています。
キョロロの森の中の池も水面を覆っていた雪が融け、水中の様子が観察できるようになりました。
そこで、カメラを水中に沈めて池の中を泳ぐメダカの様子を撮影してみました。
メダカたちは池の中に繁茂するフトヒルムシロやジュンサイの影に隠れながら泳いでいました。
池の中にはこの外にもシナイモツゴやマルタニシ、ヤゴといった動物が見られます。
毎週日曜日と祝日を中心に開催している「里山の生き物探検」ではこうした池の中の動物たちの観察も行います。
今年のゴールデンウィーク中は４/２８（日）、４/２９（月）、５/２（木）、５/３（金）、５/５（日）、５/６（月）に開催します。
是非キョロロの森の生き物たちに会いに来て下さい！
キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
天気 快晴 気温 ３℃ 積雪深 １６㎝ 風弱し
今日も朝からよいお天気に恵まれ、春がいっそう進んでいます。
美人林の積雪も２０㎝ほどとなり、根開けとブナの樹間の開葉のコラボが始まりました。
昨年はブナの実が豊作だったので今年はブナの花がほとんど見られません。それでもブナの木の一部ではブナの花が見られました。
美人林
美人林の根開け
水鏡に移る逆さブナ
樹間から始まっているブナの開葉
一部の枝でブナの花が咲いています。
美人林駐車場の桜も開花しました。
開花した桜
キョロロ駐車場
キョロロの窓の雪も低くなり、外の景色がよく見られるようになりました。
近くの田んぼでは、ダイサギがカエルを捕まえて食べていました。
昨年は近くのブナの樹冠で繁殖したアオサギですが、昨年繁殖したところでは巣作りをしていません。
田んぼから飛び立ったアオサギ
4月14日日曜日の午後、今年度初めての里山探検がありました。
池や田んぼの中の生き物を中心に観察しました。
いろいろな水生生物を観察することができました。
アマガエル
アメンボ
ドブシジミの仲間 4ミリから5ミリくらいの大きさです。
キタノメダカはたくさん泳いでいます。
オオコオイムシやツチガエルのオタマジャクシが捕まりました。
ヤンマのヤゴやヒルなどの生き物も捕まりました。
池の中では様々な生き物が互いか関わりあって暮らしているようです。
キョロロHP 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロは、雪国の里山のど真ん中に位置する小さな科学館です。雪降る里山「雪里」の生物多様性に関連した展示や豊富な体験プログラムで里山を楽しく体験し学ぶことができます。