4月14日日曜日は午前中日が指し、春の装いが進みました。午後の里山探検の下見に出かけ、キョロロの春を確認してきました。

トキワイカリソウが咲き､キクザキイチゲも鮮やかに咲いていました。

ナガハシスミレやショウジョウバカマが春を告げていました。

ユキツバキも咲き始め、キョロロ周辺には春がさらに進んでいます。

この季節は夏鳥と冬鳥の両方が見られます。

絶滅危惧種の夏鳥サシバ

冬鳥のジョウビタキもフライングキャッチで空中の虫を盛んに捕まえています。

昆虫の仲間も盛んに活動しています。

ホバリングをしながらオオキツネヤナギで吸蜜するビロードツリアブ

 フキの花で吸蜜するビロードツリアブ

枯れ葉の上で口吻を掃除するビロードツリアブ


フキの花で吸蜜する成虫越冬したクジャクチョウ

交尾しているツマグロオオヨコバイ

交尾中のマツモムシ

雪解けが進む田んぼの水鏡に写るキョロロ

まもなくサクラが咲き始めます。

松之山にも本格的なサクラの季節がやってきます。

松之山こども野鳥の会の探鳥会が4月13日土曜日に開催されました。

松之山こども野鳥の会の第1回探鳥会が行われました。雲一つないよいお天気に恵まれ、野鳥を初めとして自然にどっぷりとつかることができました。

夏鳥としてのツバメやサシバを確認できたり、ウグイスのさえずりも聞けたりしました。冬鳥のアトリとカシラダカをまだ見ることができました。この地域では冬鳥に入るシメが近くのサクラの枝先に止まり、肉眼でも識別をすることができました。

確認種は21種になりました。

キジバト、トビ、サシバ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ウグイス、ゴジュウカラ、ムクドリ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ

（緑字：夏鳥　青字：冬鳥　アンダーライン：絶滅危惧種　他は留鳥または漂鳥）

＼こどもと自然体験を楽しもう！／
今年度も未就学児とご家族の方を対象としたイベント「ブナの森のようちえん」を松之山の里山を舞台に開催いたします。初回はゴールデンウィークの5月4日（土）！今年も皆様のご参加をお待ちしております。


幼児期に五感を使ってのびのびと自然と触れ合うことは、子どもたちの心と体の発達にとても大切だと言われています。「ブナの森のようちえん」は、松之山の里山を舞台に五感を使って里山の自然に遊びながら触れ合います。子どもたちの疑問や気づきを引き出し、応じながら、親子での自然体験の一歩を応援するプログラムです。今年度から毎月1回の通年開催となります（1、3月はお休み）。年間を通じて季節ごとの里山の自然をお楽しみいただければと思っております。

【開催日】2019年5月4日（土）、6月1日（土）、7月6日（土）、8月3日（土）、9月7日（土）、10月5日（土）、11月2日（土）、12月7日（土）、2020年2月1日（土）
※7月はビオトープでの泥あそびが中心
【時間】10：00～12：00
【対象】未就学児とそのご家族（館内におむつ替えスペースあり）
【定員】15組のご家族
【参加費】1組1,000円（キョロロ入館料込み）※友の会会員は無料
【会場】美人林またはキョロロの森周辺（集合場所：キョロロ）
【服装について】
野外で活動できる服装や装備でお越しください（長ズボン、帽子、水筒、虫よけ対策、防寒対策など）。
7月の回は全身が泥で汚れても良い服装と着替えをご用意ください。
【雨天時について】
雨天時は長靴や雨具をご用意ください。強い雨の場合は屋内中心のプログラムとなります。